不倫相手に対しての調査が一段落したので、次はスパイになった夫さんの番ですね。
火曜日に一人目の弁護士さんに会って、今の状況、望んでいる補償、離婚についての準備もしておきたいことなどを伝えて、法律効果のある誓約書の内容が概ねにわかりました。
そして、他の弁護士を依頼してもいいからって、料金の相場とかも教えてくれました。
弁護士さんに誓約書を書いてもらうなら、1万5千台湾ドルくらいですが、自分で書いてから弁護士に修正してもらうなら、5千台湾ドルくらいです。
でも、下手すぎるとやっぱり書いてもらうのと同然ですから、その時は1万5千台湾ドルになりますね。
だから、最初から書いてもらったほうがいいかもしれませんが、代理である私ではなく、本人である奥さんと対面に話し合ってから書くのですから、困りますね。
奥さんは最近、まったく弁護士に会える時間がないけど、夫さんが罪がバレたばかりで何でもOKと言っているうちに、厳しい誓約書を署名してもらったほうがいいですから、どうしようと悩んでいると........
私も......
契約書を作成する仕事を受けたことがあるって思い出しました。
奥さんの意向を聞かなくてもわかる私は、チャレンジしてもいいかもしれないねと思ったので、法律資料と弁護士のアドバイスを参考しながら作成してみました。
奥さんが読んで、OKと言ったら、また二人目の弁護士に確認してもらいました。
最初の弁護士さんに依頼しようと思いましたが、他の弁護士の視点も知りたいので、同じく政府の無料サービスを利用しました。
そして、私が作成した誓約書が基本的に使えますが、法律的には心配する点がいくつかあって、弁護士さんがしっかりと意向を確認して、ちょっと違うアドバイスをくれました。
二人の弁護士さんの意見をまとめて、書き直して、奥さんともう一度検討してから、金曜日の夜に夫さんに署名してもらう予定でした。
でも、弁護士さんの意見をもとにして修正したとしても、用語が間違えて全然違う効果になる可能性もあるので、やっぱり専門家にもう一度確認してもらった方がいいと思います。
そして、台南の市役所がすべて無料法律相談サービスを提供している金曜日なので、歩行十分間くらいの距離で済みますね。
これで、一件落着ですから、ワクワクして市役所に着いたら......
なんと、20人以上並んでいるのです!!!
いやいやいや、無理無理無理!
だから、昨日行った地検署に駆けつけましたが、なんと!昨日2人しかいなかった地検署の法律相談センターも満員。
「隣の台南裁判所に行ってみてくださいね。」って顔が怖い法廷警察官(日本では廷吏?)がやさしく教えてくれました。
怖い顔ですが、やさしかったですね。
ということで、またすぐに台南裁判所に行きましたが.......
やっぱり、満員。
ということで、在台日本人たちよ。
台湾の無料法律相談サービスを利用するなら、金曜日以外の時間を選んだほうがいいですよ。
「それは仕方ないね。」って奥さんは諦めましたが、悔しいですから......やっぱり、有料サービスを利用しようと思うと、スマホが鳴りました。
LINEで満員のことを知った旦那ですが......
「有料サービスを利用しよう?」って提案してくれました!
そして、奥さんの同意を得ていないのに独断したことなので、こちらが払うって夫婦が合意していて、実際に弁護士事務所に行ってみました。(でも、それを知った奥さんが自分で払うって強く主張したけどね)
今回の弁護士さんがちょっと違う視点を提供してくれて、その中にもちょっと衝撃的なことがありますが、とにかく、「今夜署名してもらっていい」という誓約書ができました!
さらに、一時間5千台湾ドルのサービスだけど、複雑ではないので3千台湾ドルにしてくれました。
みんな、やさしいですね。
不倫した夫さんと不倫相手以外のみんな。