料理が好きですが、自粛が始まってから義務になった毎日の自炊って面倒くさくなりました。
去年からたまには旦那に任せたことがありますが、旦那は「〇〇を作りたい」って言ってないなら、やっぱり料理が自分の責任だと思って、嫌々でも頑張っていました。
毎日指揮センターの記者会見を見ていて、台湾の状況をしっかり知っていて、我が家の自粛期間は警戒宣言の前から始めたんです。
でも、旦那は退屈そうでした。
すぐにモンスターハンターライズというゲームを購入してあげても、旦那はやっぱり退屈そうでした。
だから、ちょっと足を止めてみました。
元々は金曜日の夜に土曜日の献立を決めておいて、旦那に「これでいい?」って確認してから、朝起きてマイペースで準備していましたが、ちょっとやり方を調整して、心で献立を決めましたが、旦那に伝えませんでした。
そして、旦那は朝起きてから、一緒に冷蔵庫の食材を見て、「〇〇が作れる」、「✕✕が食べたい」って教えてくれました。
たぶん、この前は妻が決めたなら、余計なことを言ったら迷惑をかけるって思って言わなかったと思います。
「それは時間がかかるし、夕食にしよう?今は△△を食べよう?」って提案しました。
結局、昼食は決めておいた献立にしましたが、午後の4時くらいに、旦那はこっそりキッチンへ行きました。
自分は慣れていないことを試している時には、こっそり試して、失敗しても自分なりに誤魔化したいので、誰かに見られていると嫌だと思いますから、旦那が料理をしているかもしれないとわかっていても、キッチンへ行きませんでした。
そして........
シンプルですが美味しかった夕食が出てきました。
それ以来、旦那に任せるチャンスが多くなりました。
例えば、なすを炒める時に、手が滑って必要以上の油を鍋に入れてしまいました。
「この油量なら、てんぷらを作ったほうがいいね?」
「てんぷらにしよう?」
「てんぷら衣の作り方がわからない。」
「難しくないと思う?」
「じゃぁ、頼む。」
そして、旦那はまんじゅうやパンを作る経験を生かして、レシピを調べてないまま、台湾の和食店とそっくりしたてんぷらを作りました。
日本人からみては本格的ではないかもしれませんが、私にとってはまた食べたいほど美味しかったです。
その後、旦那はまたライスハンバーガー、
チャーハン、
シーフードピザなどたくさんの料理を作ってくれました。
たまには、タイミングを見計らって覗いて、「あっ!〇〇が入れたいね」、「その鍋で作ったほうがスムーズだよ」など小さなアドバイスが必要ですが、先週からは口を全然出さなくても完成度の高い料理を作ってくれました。
何も考えず誰かが夕食を作ってくれる日常は久しぶりです。
大学生になって家を出てから十年以上経験したことがないと思いますから、懐かしくて楽です。
こんな旦那と結婚してよかったなぁって改めて思いました。