台湾のコロナ対策効果と拡大状況は相殺状態? | 台南在住日記とか

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 5/28の台湾は、国内感染者が297人増えて修正追加は258人

 

(青い:修正する前の数値 オレンジ色:修正した数値)

 

 まだまだ修正追加があることには、がっかりしましたが、指揮センターもこのスピードではだめだから、もっと改善策を考えるって言ったので、しばらく様子を見ましょう。

 

 そして、陳大臣によると、対策は機能していないなら、感染者数は毎日高まってくるはずです。

 

 でも、しっかり機能していると、今週の感染者数は大幅に減少するはずですが、どうして毎日同じ程度の感染者数ですか?

 

 それは、まだまだたくさんの感染者が隔離されていませんからです。

 

 つまり、対策の効果感染の拡大相殺している状態だと言えますから、対策の機能するスピードを上げないとだめです。

 

 個人的な考えでは、今週の対策は本格的に「県市の間の協力し合いというステップに入ったんではって思います。

 

 毎日の感染者の中に、8割くらいの感染者が台北市と新北市にいるので、台北市と新北市の医療現場が大変になりました。

 

 それなのに、指揮センターはしっかり抑えている高雄市に、新北市より多いワクチンをあげることにしました

 

 まだ接種してない人口で計算した数値って指揮センターが言いましたが、実は作戦だと思います。

 

 台北市と新北市の医療現場は人手が足りないので、医療者たちは、ワクチンを接種して、その後の副作用を乗り越える暇さえないと思いますが、高雄市をはじめとする他の県市はより余裕(同じく大量の検査者で疲れ切ったそうですが........)

 

 だから、高雄市の医療現場をしっかり整えて、台北市と新北市の仕事を分担して、台北市と新北市の医療現場にも整え直す時間を与えるつもりかなぁって考え始めました。

 

 例えば、高雄の病院のスタッフたちはみんな接種して、副作用も乗り越えると、院内クラスター感染のリスクが台北市と新北市より低いでしょ?

 

 高雄の戦力をしっかり築くと、台北市と新北市の患者を受け取って、医療者たちがワクチンを接種する時間を稼ぐことが可能です。

 

 でも、もし高雄の医療者がワクチンを接種してないまま、台北市と新北市の患者を受け取ると、院内クラスター感染で南部も医療崩壊になってしまうリスクが高いですよね。

 

 指揮センターは毎朝の県市会議で、県長や市長たちと資源の調達について話し合うし、ワクチンの「アンフェア」について非難する声もありますが、台北市も新北市も市長は特に文句を言っていません(普通はすぐに文句を言う人たちですが)

 

 だから、詳しい作戦内容がわかりませんが、この方向だと推測しました。

 

 そして、うまく行きますように。