今朝の台湾ヤフーで產經新聞:日本擬供應台灣AZ疫苗 最快6月實現という報道で、日本から台湾へワクチンを一部提供することを検討中ということを公表しました。(日本の記事:アストラゼネカ製ワクチン 政府、台湾へ一部提供を検討)
ずっと台湾を応援してくれている日本のご厚意に、感謝してもしきれません。
薬品の寄付は考えるべきなことが多いので、必ずしも実現できるわけがないことがわかっていますが、検討してくれるだけで嬉しいです。
台湾は絶対に日本のご厚意を忘れません!
そして、みなさんのお気持ちを傷つかないように、ここではまず台湾人にとっても残酷な現実を説明しておきたいです。
それは、政府は政治的なストレスで受け入れない可能性が高いです。
でも、決して日本を断ることではありません。
日本ではどれほど報道しているかわかりませんが、例のやさしい国も「台湾へワクチンを提供する」という意向を出しましたが、台湾は断りました。
陳大臣は「(例のやさしい国が提供してくれたワクチンが)怖くて使えない」と言って結構非難されましたが、私は同感。
でも、相手は日本なら、安心。
特に薬品関連のことについて親日派も親中派も日本を信頼していますが、「親日派=台派」なので、親中派は台湾を孤立するために、台湾が疎遠されるように他国へ攻撃的な発言をすることがよくあります。
そして、
例のやさしい国ドイツ製のワクチン
日本アストラゼネカ製
指揮センターは建前として「直接メーカーから購入する」という理由で「例のやさしい国のワクチン」を断ったので、親中派に黙ってほしいなら、日本からのワクチンを受けてはいけないと思います。
(実はそこも証明書、薬品明細書など確認できる資料を提供してくれないので、「我が国が提供したものをそのまま受けなさい」という意味?って感じで、相手がどんな国でも怖いと感じますよね........)
もちろん、個人的な意見は、
「親中派はどうせ台湾を気にしていないなら、私たちもそういう人の話を気にしない」ですが、指揮センターは政府の代表ですから、「親中派も台派(親日派)も我が国の国民」という態度をいつも取っています。
それだけで、指揮センターは受けたくても断る可能性が高いです。
そして、個人的でも断ったほうがいいと思う理由があります。
最近は日本ヤフーのニュースをたくさん拝見しました。事実を無視する報道もたくさんありますが、真剣にコメントする人が意外と多いです。
台湾を批判しても、ちゃんとした理由のあるコメントもありますから、びっくりしました。
でも、台湾ヤフーはもう何年前から例のやさしい国のヤフーになりましたよ。
そこのコメントは「台湾はダメ」、「台湾の友好国を批判」などの声しかありませんから、台派(親日派)にとっていづらくてもう使いません。
ただし、この事実を知らない日本人がほとんどだと思いますから、「台湾を協力したのに、批判される」という「現実」で衝撃になりますよね。
コメントだけではなく、親中派の政治家もたくさんの言い訳で日本を責めると思います。
だから、日本に裏切られたという嫌な思いをさせるより、最初から断ったほうがいいかもしれません。
日本、心からありがとうございます!
そして、複雑な政治環境で素直にご厚意を受けられない可能性が高いことにも申し訳ございません!
どんな結果になっても、これからも一生友達になっていただけませんか?