今朝はちょっと不思議な夢を見ました。
天国で暮らしている七宝君とミカンちゃんについての夢でした。
夢の中に、七宝君とミカンちゃんは魂が天国にいますが、体はぬいぐるみのように、静かにこの写真を置いている場所に寝ています。
動けない七宝君とミカンちゃんですが、温かくて柔らかいので、毎日撫でています。
そして、神様からある期間をいただきました。
その期間内、七宝君とミカンちゃんの魂を返してくれます。
どれくらいの期間かわかりませんが、「一気に使い切る」と「何回分けて使う」という選択肢がありますから、私は「長い期間にわたって毎晩寝る前に5分間再会」というやり方を選びました。
その夜、七宝君とミカンちゃんの体を撫でているうちに、ふたりともにゆっくり目覚めました。
そして、「え?帰ってきた!嬉しい!」って子供のように、楽しく家中を走り回りました。
「私は、今死体?臭くないの?」ってミカンちゃんに聞かれました。
私は鼻でミカンちゃんの首を軽くすりながら、「全然臭くないよ」って返事しました。
七宝君も確認しているように、ミカンちゃんを触ったりしました。
とても楽しかった5分間はあっという間に過ぎましたが、七宝君もミカンちゃんもワイワイして全然寝る気が見えませんでした。
ふたりは寝て復活の時間を一時停止しないと、一緒にいられる時間はこのまま使い切るので、焦りました。
「毎日会いたいので、今は寝て!」
「イヤだ!まだ一緒にいたい!」
時間はとまらないので、寝てくれない七宝君とミカンちゃんを見て焦りすぎて、一緒にいる時間がしっかり味わえなくなってしまいました。
私の困っている姿を見て、七宝君とミカンちゃんはようやく諦めました。
寂しそうな顔して、「はいはい、わかった。寝るよ。」って言ってくれました。
望みをようやく叶えてくれるのに、急に怖くなりました。
もし、神様に騙されたらどうしよう?
もし、七宝君とミカンちゃんは寝てから、二度と目覚めてくれないならどうしよう?
「やめて!寝ないで!行かないで!」
私は強く七宝君とミカンちゃんを掴んで、号泣しながら叫びました。
強く強くその温かい体を掴んでいましたが、
失敗しました。
私は目覚めました。
ちょうど、目覚ましアラームが鳴る直前でした。
「ああ~夢か?」
夢だと知ったら、七宝君とミカンちゃんを存分に楽しませたらいいのに。
って思いながら、現実で号泣してしまいました。
結局、今の目は腫れて( 3_3)になってしまいました。