「時代は動く 目撃者ではなくって
ただ自分が動く 当事者になれるか?」
気軽に他国の政治を語ると嫌われると思いますが、台湾のこの政府を認めてくれる日本人がたくさんいるので、目撃者から当事者になった台湾人としてちょっと経験を語ってもいいかなぁって思いますね。
だから、僭越ながら、政治に関与した個人経験を少し言わせてくださいね。
政治に関与すると言えば、実際に政治的な活動を参加するイメージがあるかもしれませんが、実は自宅にいても政治に関与して自分にやさしい社会を作ることができますよ。
まずは、好きな政治家を探して、アイドルを推すように人気を与えてください。
「いいね」だけでもいいですよ。
好きな意見を見ると、「いいね」。
応援したい対策を見ると、「いいね」。
その「いいね」は賛成だけではなく、国民として「その方向へ動け」って指示を出す方法ですよ。
もちろん、フェイスブックであれば、嫌いな意見や対策を見ると、「怒る」。
台湾ではフェイスブックを使う人がたくさんいるので、この「いいね」と「怒る」を利用して自分の需要を満たしてくれる政治家を推したり、嫌いな政治家をつぶしたりすることが盛んにしていますよ。
自分の場合では、好きな意見を述べる政治家を見つかると、すぐにその政治家のSNSをフォローしてから、その意見を同じ議題を気にしている人に教えます。
たとえば、野良猫や野良犬の権利を改善してくれる政治家がいると、同じ動物福祉を保障したい姉妹たちに教えます。
子育ての対策を考えてくれる政治家がいると、ママやパパになった親しい知り合いに教えます。
同じ議題を気にする相手なら、喋ってるうちに自然とその政治家のことを思い出して普通に喋れますね。
そうすれば、政治を語ることではなく、目の前の人の需要に相応しい情報を提供するだけです。
「政治が汚いから、語ると嫌われる」って思う台湾人は、2013年の洪仲丘事件からだんだん自分が気になる社会議題をSNSや日常で喋り始めました。
私は動物福祉の法律を気になるので、日頃には動物福祉の報道に登場する政治家の名前を自然と覚えて、最初は投票する時には「あっ!この人を知っている」って思ってその人を支持した感じでした。
知り合いたちは私が動物福祉の報道をよく読んでいることを知って、その議題を気になる人は投票する前に「お勧めする人がいる?」って聞いてきますね。
みんなは自分が政治の話題を語ってると意識してないで、普通に気になる情報を共有する感じで「政治」を語っています。
だから、私が気に入った政治家の名前はゆっくり拡散しますね。
そして、私のような人が多ければ多いほど、実際の「票数」と「いいね」が比例することになります。
「いいね」が多い議題を把握するのは、多い票数をもらえる方法だと気を付いた政治家がいると、国民の声を政府に届ける時代は来ます。
いきなり周りの人に政治の話題を話すのは難しすぎると思いますが、まずは「いいね」を利用して、政治家に「この議題を気になる人がここにいるので、把握して頑張れば応援するよ」って伝えてください。
鬼島と言われて絶望的だった台湾は認められた台湾になったきっかけは洪仲丘事件ですが、日本はコロナ禍をきっかけにしてはいかがでしょうか?
最初は「いいね」だけでいいですよ。
たくさんのドラマや映画で「簡単に諦めない」という信条を教えてくれた日本人は、ここで諦めてはいけませんよ。
私は日本人の国民を応援しますから、日本人の国民たちも賢い政治家を応援してくださいね。