台湾小学校で使う国語教科書②習作 | 台南在住日記とか

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 習作を紹介しようとする時には気づきました。

 

 昨日の台湾小学校で使う国語教科書①課本の最後の穴埋め問題は実は教科書じゃなくて、習作です!

 

 私の時代の習作はつまらない黒白でしたが、今の習作も色とりどりになりましたガーン

 

 まさに、カルチャーショックですね!ゲラゲラ

 

 とにかく、習作の最初のページは教科書P12の「生字」や「注音」を入れる穴埋め問題です。

 

 

 そして、二 多音字練習(デォー・イン・ズー・レン・シー)」は教科書の三 念一念(ネェン・イ・ネェン、朗読してみる)」を対応しています。

 

 

 「注音」を入れる穴埋め問題だけではなく、造詞(ズァオ・ツー)」では辞書を調べて、教科書以外の言葉を入れます。

 

 三 選詞填寫(シェン・ツー・テン・シェー)」は上の選択肢から( )に入れるべきな言葉を写すといいです。

 

 たとえば、

許多遊客來到臺中,會(特地)到夜市品嘗各種(特色)小吃。

台中に来たたくさんの観光客は、(わざわざ)夜市へ(個性のある)グルメを味わいに行きます。

 

 ちなみに、臺中のそばには線がありますよね?小学校は地名、人名など名前のそばに線を引くことを教えていますが、実際にはそうする人がいませんよ。

 

 いるかもしれませんが、そんな人が知っていません。真顔

 

 四 換句話說(ファン・ジュー・ファー・スォー)」は違う表現法で同じ意味の文章を書くことです。

 

 たとえば、「お母さんが買ってくれたズボンです」「ズボンを買ってくれたのはお母さんです」のような感じです。

 

 ちなみに、台湾人は「換句話說」「也就是說(イェ・ジョー・スー・スォ)「つまり」で使っていますよ。

 

 五 看圖完成句子(カン・テゥー・ワン・ツェン・ジュー・ズ)」は上のイラストを見て、指定された言葉で短い文章を書く練習です。

 

 たとえば、指定された言葉は「~ても」

 

 イラストを見て「傘をさしても服が濡れた」という文章を書きますね。

 

 

 六 閱讀並回答問題(ユェー・デゥー・ビン・フェー・ダー・ウン・ティー)」は文章を読んで問題を答えるタイプですね。

 

 問題1は「この文章に相応しいタイトルはどちらですか?」

 問題2は「この文章はどんなことを語りたいですか?」

 

 私は小学校時代に一、二、三、六の採点を担当していました。四と五は先生しか判断できませんね。

 

 ちなみに、この「一」「第一大題(ディ・イ・ダー・ティ)と呼んで、六の問題1なら「第一題」や「第一小題(ディ・イ・シャオ・ティ)と言いますよ。

 

 以上は習作でした。

 

 次回は教師用指導書ですね。