悲しい2020年はいよいよ終わりますね。
皆さんも2021年の手帳やカレンダーを準備し始めましたか?
台湾では、9月の頃から来年のカレンダーや手帳の予約が始まって、11月くらいに出荷しますね。
私も野良猫の保護協会のカレンダーを予約して出荷を待っています。
今年は月間カレンダー以外にはまた農民暦を載せる日めくりカレンダーを買ってみんなに紹介しようと思いますが、今日はまず2020年の廟の農民暦を紹介しようと思います。
紹介するのは有名な天壇の農民暦。
この天壇は台南駅と林百貨の間にありますから、台南で旅行した日本人なら知っているかもしれません。
台湾の旧暦の正月は新暦の1月下旬~2月上旬にあたりますから、台湾の廟は新暦の12月下旬の頃から、信徒や近くの市民にこのような農民暦を配ります。
我が家もこの時期になると、郵便ポストに近くの廟の農民暦が投函されます。
天壇は近くの廟ではありませんが、台湾人は結婚する時に、新郎が天公をお祭る行事がありますから、旦那は結婚する前に天公廟とも呼ぶ天壇でお祭りしたことがあって、それ以来は天壇の農民暦が送ってきます。
ちなみに、天公=玉皇大帝=一番偉い神様
結婚する前に、男性は自宅で一日中かかって盛大に天公をお祭りする風習がありますが、大変ですから、天公廟でお金を払って、スタッフが代わりに祭ってくれることもできます。
旦那は後者でした。
台湾ならどこでも結婚について複雑な風習を持っているはずなのに、台南人が特別に厳守してるそうですから、台南以外の人は「台南人と結婚する」と言うと、みんなビビッて「それじゃ面倒くさいよね?」って言われますね。
うちの両親も「相手が台南人」って知った時に、やばいって顔をしました。
でも、旦那の実家が結構開放的な態度でしたから、普通に済んでよかったです。
とにかく、それで我が家は天壇と縁を結びました。
註:日本語の「縁を結び」は結婚など関係を結ぶことですが、中国語では何かきっかけで知り合うと、「結下緣分」と言いますね。
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