紹介した延平郡王祠は実はそれだけではありません。
GoogleMapで延平郡王祠を検索すると、鄭成功文物館という名前で表示されますよね?
実は延平郡王祠と鄭成功文物館は同一敷地にある施設ですが、なぜかGoogleMapでは鄭成功文物館しか表示されないかわかりません。
とにかく、旅行スケジュールに鄭成功文物館を入れると、延平郡王祠も一緒に回りたいですから、2時間以上手配した方がおすすめ。
延平郡王祠のすぐそばにある鄭成功文物館は小さい博物館です。
その日はイスラム系ウェディングドレスを着ていて前撮りをしている新郎新婦がいました(写真の右手)。
初めてイスラム系ウェディングドレスを見たので、気が付いたらすごく見てしまって、失礼しました。
相手には不機嫌にさせたかなぁ?
その時、笑顔で「きれい!」「おめでとう!」って言えたならよかったのに。
とにかく、鄭成功文物館に入りましょう!
鄭成功文物館は入場料が要りませんが、コロナのせいで検温と記名が必要です。
写真を撮ってもいいですか?って管理人に聞いたら、フラッシュを使わずに撮っていいですって返事されました。
鄭成功文物館だから、入るとすぐに日本の衣装を着ている鄭成功母子像が見えました。
ここの書物はほとんどコピーしたものですから、文化財を鑑賞するより台南の歴史を知る気分で行った方がふさわしいと思います。
鄭成功文物館だと言っても、すべて鄭氏一族に関わる限りではなく、その時代のいろいろが見えます。
中国の時代劇ではよく登場する道具もあります。
中国語のパスポートが「護照」ですが、昔の「護」は書き方がちょっと違いますよね。
その時代の官員は出国するとこのパスポートを提示するそうですが、じゃぁ庶民はパスポートが要らないのって気になりますよね。
残念ながら、ここでは庶民の出国について紹介してません。
でも、その時代は日本と貿易などもしていましたから、もしかしたら、日本の博物館を拝見したら、ここで説明してない謎を解けるかもしれませんね。
なんか、パズルみたいです。
昔の布袋戲偶(布袋戲の人形)も展示されました。
そういえば、私はドールが好きな年もありましたが、幼児園の頃には、台湾のテレビ番組は「トイレの花子さん」を放送したことがあります。
怖いけど大好きでした。
でも、人形についてのエピソードがあったらしいですね。
とにかく、それ以来は人間の形を持っている人形には無理です。
そして、大学のある夏休みに、実家に戻って、自分の部屋にはウェーディングドレスを着ている古い人形があったって気が付きました。
人形はベッドを見ている方位に置きましたから、その夜は全然眠れませんでした。
だから、夜中にその人形を倉庫に運んで、ようやく寝られましたが.......
翌日の夜!
その人形はまた同じ場所にありました!!!!!!!!!!!!!!
「あっ、それが私の結婚記念物だよ。可愛いだろう?だから飾りで。」
聞いてみたら、お母さんはアハハってそう言ってくれました。
「でも、倉庫に入れたんだよ?どうして戻ってきたの?」
「倉庫で見たから戻した。」
自分で戻したじゃなくてよかったです!
では、本題に戻しましょう。
1階の最後の部屋では、また絵馬が登場しました。
ここは考古作業を真似して、この砂場で陶磁の破片を掘り出すと、その破片を受付に持っていくと、箋に引き換えることができます。
箋に願いことを書いて、ここで奉納すればいいです。
鄭成功文物館はまた二階がありますが、その日は閉館時間になりますから、二階へ行きませんでした。
ちょっと残念ですが、残りはサプライズとして、みんな、ご自分で見ていきましょう!
ちなみに、旅行プランを作るなら、
11時台南駅
11時~15時駅前の万昌街(萬昌街)を中心に延平郡王祠に向かいながら回ります
冬でもちょっと暑い15時エアコンを持っている鄭成功文物館
涼しくなった17時延平郡王祠、隣の臨水夫人廟
18時徒歩で秋收炭烤へ夕食
をおすすめ!
駅から延平郡王祠までは徒歩で15分しかかかりませんが、その万昌街の近くにはいろいろなショップやレストランがあって、雰囲気がいいと思いますから、そこで回りながら行くともっと楽しめますよ。
【鄭成功文物館】
台南市中西区開山路152号
営業時間:9時~17時
定休日:月曜日