台湾は11月8日~11月30日に国勢調査を行いますね。
対象は全国の住宅なので、賃貸住宅でも大家さんに聞いておいた方がいいと思います。
11月1日からネットで申告することができますから、そこで申告すれば調査のスタッフは訪れないので、その方が便利だと思います。
詐欺師などもいるので、もし「普査員(国勢調査員)」の名を乗って訪れる人がいると、まずは名前と番号を要求して、検証ページで本当にこの人がいるかどうか確認してくださいね。
以上は国勢調査についての報告でした。
ついでに、台湾のマイハウス事情をちょっと紹介しようと思いますね。
在台日本人のブログを拝見すると、よく「台湾で家を買うのが難しい」という記事があって、それは台北などの北部では事実ですが、中南部とはちょっと違うので、いつか紹介しようと思いました。
確かに、給料が上がらないけど、不動産の価格だけ上昇するこの時代では、夫婦で協力しないとマイハウスを買うのがとても難しいですね。
もっともわかっている台南と台中から見ると、マイハウスを買うなら、予算は1000万元くらいです。
台南では1000万元で都市圏の3LDK新築マンションや20年築4層住宅、郊外の新築4層住宅を買うことが可能です。
台中は同じ条件の住宅を買うならプラス200万元くらいですが、1000万元では都市圏の10年築3LDKマンショーン、30年築4層住宅、郊外の新築マンションくらい購入できると思います。
もちろん、実際の要求、その年の状況などで予算が違いますが、1000万元の予算があれば、普通にマイハウスを買うことができます。
ちなみに、ここでの郊外はデパート、シティホールなどとはバイクで20~30分くらいの距離ですが、基本的にはスーパー、コンビニ、レストラン、ホームセンター、郵便局、区役所、中小学校などは徒歩圏内にありますから、不便ではありません。
1000万元の予算と言っても、1000万元の貯金が必要ではありません。
近年の台湾不動産の頭金は10~20%ですから、1000万元の物件なら、頭金は100~200万元です。
借金、キャリアのトラブルなど特別な事情を持ってないなら、30才過ぎると頭金を支払う能力を持つと思います。
では、残りの800~900マン元はどうしましょうか?
1.7%の金利、返済期間が30年のローンで計算すると、一カ月は2.8万元~3.1万元です。
共働き夫婦であれば、そんなに厳しいことではないと思います。
だから、周りのみんなはほとんど30~35才の間に住宅を購入します。
むしろ、30代になっても、住宅購入を視野に全く入ってない様子であれば、「この人、経済面は大丈夫?」って視線に浴びると思います。
そんな考え方がちょっと嫌ですが、でも、確かに知っている限りでは、35才になってもマイハウスを持っていない人がほぼ特別な事情(両親と同居、海外に駐在など)を持っていますから、そんな連想があってもおかしくないです。
以上は、台湾の中南部のマイハウス事情です。
さっきはちょっと日本のマイハウス事情を調べると、数値的には台湾とは似ていますね。
あなたは何歳でマイホームを買った?なんでそのタイミング?リアルな声を集めてみた
違うのは、
日本側は夫の給料だけでローンが負担できますが、台湾はほとんど夫婦共働きで支払いますね。
日本側は一戸建てを購入するのも珍しくないですが、台湾はほぼ連棟住宅です。
私も庭を持っている一戸建てが欲しいですね。