昔の台湾は砂糖の産地として有名でしたから、台湾ではたくさんの砂糖工場(糖廠)があります。
でも、今の砂糖業界は昔のように繁栄じゃないので、ほとんどの工場は地方の公園みたい場所になって、砂糖を作らないそうです。
今日はその中に規模が大きい方の善化糖廠に立ち寄りました。
善化糖廠の工場はまだ営業していますが、ほかの糖廠と同じように、観光できるエリアを整えています。
その一つは、沈園。
中国式の沈園は清朝の中国から来て、台湾の教育を力を注いだ沈光文さんを記念するための場所です。
ドアの取っ手は獅子の造形でかっこよかったです。
そして、沈光文さんの彫刻。
沈園に入ると、すぐに小さな受付が目に入りました。
喫茶店の南亭へ入るなら、チケットが要りますね。
大人は1人で200台湾ドル(およそ740円)で高めでしたが、ドリンクとお菓子を含めているので、買いました。
チケットを買ったら、ようやく南亭に入れました。
ここは、最近の人気ドラマ「我的婆婆怎麼那麼可愛(うちの義母がそんなに可愛いの?)」のロケ地の一つでしたね。
入ると、
中国式だと言っても、若干和風を感じられましたね。
看板の「曲水流觴」というのは、宋朝の詩人たちは川に沿って座って、流しそうめんのように、酒を入れたカップを一番上のところに入れて、酒を飲みながら詩を吟ずることです。
だから、今日の主役は、
流し喫茶です!
店員に注文すると、番号をいただきました。
そして、番号札をつけたお茶が流れてきました!
なんか、小人が舟を乗ってきたようで、可愛かったです。
自分のお茶だったら、取ってくださいね。
やっぱり和風でしたね。
和風だけと、頼んだのはコーヒーでした。
そして、チケットを買うと、カップをもらいますよ。
涼しい秋に、風がやさしく撫でてくる竹の林で、音楽を聞きながらお茶を飲むのは素晴らしい経験だと思います。
でも、実は微妙。
店員は親切でしたが、接客は台湾人の目から見ても60点くらいでした。
チケットを買って南亭に入ると、接待してくれる人が全然いませんでした。
他のお客さんが二人しかいなかったけど、案内してくれる人が来るまでに、何分間待ちました。
ドリンクの選択肢は5つなのに、チケットを買ってから「3種類のドリンクが売り切り」と教えてくれました。(支払う前に教えてほしいですね)
ちょっと残念なところがまたありますから、居心地がいいはずなのに、イライラしました。
新しいスポットだから、まだ経験不足でしょう?
これからはもっと頑張ってほしいですね。
【深緣及水善糖文化園區 沈園/南亭】
台南市善化区228号
営業時間:10:00~20:30
定休日:月曜日