台湾はなんでも安いはずなのに、台湾の物価が意外と高いと言った日本人もいるし、日本の方が暮らしやすいと言った台湾人もいるし、一体、台湾の物価はどうでしょう?
人によって違いますから、ここでは数値で紹介しようと思います。
まずは、台湾人の給料。(数値だらけでややこしいですから、ここでは台湾ドルだけ。)
一般事務職、外勤なしの営業などは、25才以下には月給が21000~26000元です。研究開発エンジニア、外勤ある営業などは30000~40000元。(台北は+1000~3000元、田舎は-1000~3000元、ボーナスなどが別。)
25才以上になると、会社や功績などの影響で、大きい差が出るので、出世する人もいるし、40才になってもこのままな人もいます。
日本人にとって低すぎる月給ですが、普通に余裕のある暮らしが欲しいなら、家庭月収入は10万元くらいでいいと思うので、日本企業の給料で台湾に暮らすと楽だと思いますね。(台北なら別。)
では、台湾に暮らすために、どれくらいのお金をかかりますか?
自分は台南、高雄、台中、彰化での暮らしてた経験をもとに紹介しようと思います。
まずは家賃。
風呂付きのワンルームは家賃が月に3000(立地がやや不便)~6000元(立地がいい)。
65㎡の3LDKの20年アパートは月に12000~15000元、中心部じゃないけど、にぎやかな町にあり、駅やデパートまではバイクで10~20分の距離。
200㎡の4LDKの20年4階住宅は月に15000元くらいでした。同じくにぎやかな町にあり、駅やデパートまではバイクで10~20分の距離。
ということで、月に20000元の家賃では、かなりいいアパートを借りることができます。
ほかには、
電気代500~800元(毎日10時間以上のインバータエアコン、冷蔵庫、電気温水器を含み)
水道代150~200元
天然ガス100~200元
携帯番号の契約400元(データ容量が5GB、通信料を含み)
住宅のインターネット1000元(最大速度100Mbps、テレビのMOD含み)
つまり、一カ月の基本支出は、最大23000元(2人)ですね。節約すれば、15000元以下になります。
そして、
外食→
朝食50元、昼食と夕食で160元。(台南は50~60元弁当が多い、台中は70~80元の方が多い)
自宅料理→
2~3人前の野菜は20元くらいで、卵が一つで5元くらい、肉は70元くらい、米は工場から買うと5㎏で200元です。
だから、我が家は2人前の料理で150元くらいです。
通勤→
我が家は車やバイクで、月に2000元くらいですが、日本人は通勤手当などありますよね?
ほかにはシャンプーなどたくさんの日用品が必要ですが、月に2000元で十分だと思います。
だから、毎日外食しても、210×30×2+2000+2000=16600元。
つまり、夫婦家庭の一カ月の生活費は最大39600元です。
およそ14万円ですね
台湾は小さいですから、台北以外の県市は、田舎に暮らしても、都市に暮らしても、生活費が大きい差がありません。
違うのは、家賃だけですね。
だから、台北以外の県市に暮らすと、夫婦で月に15万円では、普通に余裕のある暮らしを持つことができます。
では、いかがですか?
この物価は日本人にとって、どんな感じでしょう?