今朝は旦那の叔父さんの告別式でした。
あまり会ったことのない叔父さんでしたから、気分が悲しいより複雑。
でも、叔母さんの姿を見ると、やっぱり涙が出ました。
手を繋いで何十年も一緒に歩いてきたパートナーを失ったということがどれほど辛いか想像すら勇気がありませんでした。
台湾では、「夫婦はお互いに送らない」という習俗がありますから、叔母さんが火葬など一部の行事に参加しませんでした。
「お互いに送らない」の原因は「パートナーに連れられてしまう」や「送ったら縁を切る」など諸説紛々ですが、とにかく、叔母さんは葬列に入れることができませんでした。
葬列はバスで火葬の機構へ行くので、叔母さんはバスまでついてきた姿をちらっと見るだけで、その寂しさに共感して涙が溢れてきました。
あまり会ってない叔父さんでしたから、いつか記憶が曖昧になって、その叔父さんが生きてるけどただ会ってない感じになるかもしれませんが、叔母さんたちにとって、人生の大事な部分が欠落したようですね。
それはどう乗り越えられるか?やっぱり、想像する勇気がありません。