今日は翻訳の仕事の種類をちょっと紹介したいです。すべて台湾の取引先ですから、日本では通用するかどうかわかりませんが、でも、中国語の日本人翻訳者なら、台湾の翻訳会社や出版社の求人に応募することができますから、ご参考にどうぞ。
プレゼン資料
日台のビジネス目的の往来が頻繫ですから、提案する時のプレゼン資料の仕事が多いです。
提案する時のプレゼン資料ですから、わかりやすい内容で、翻訳者にとって一番楽な仕事だと思いますが、台湾の翻訳会社であれば、PPTの上で直接に翻訳するタイプです。
その中に、一番困っているのはグラフや写真の文字ですね。
中国語の文字を日本語の文字の上に重なり、レイアウトなども手間がかかりますから、実は面倒くさいです。
社内文書
日本の本社が台湾の支社に提供した社内文書。
新製品の紹介、仕様書、広告宣伝内容などあります。
専門知識や専門用語がたくさんありますから、仕事を受ける前に丁寧に確認しておいたほうがおすすめ。
ちなみに、台湾の工場などで使う道具、機械などは日本製ばかりですから、現場の技師たちは日本語がわからなくても、日本語の取扱説明書を必死に読んでいるし、専門用語も直接に漢字のままで使っているし、会社の現場で使う文書であれば、漢字のままのほうがわかりやすい専門用語もありますから、翻訳するにはちょっと現場の経験が必要ですね。
法律文書
台湾は製品を日本に輸出したいなら、日本の法律を知っておかなければだめです。
ほかにも、台湾人は日本でトラブルに遭って、法律文書の内容を知りたいとか、遺産にかかわる文書とかの仕事があります。
「法学のプロではありませんから、内容を解読するならOKですが、ちゃんとした法律用語で翻訳するのが無理です。」
法律系の仕事が来る度に、いつも自分の難点をはっきり教えました。
「実は、一度弁護士の資格を持っている翻訳者を頼みましたが、でも、翻訳した結果はプロっぽいでしたが、お客さんもプロではありませんから、逆に困っています。」翻訳会社は答えました。
結局、私は仕事を受けて、一般人の表現で翻訳して、逆に好評を得ました。
それ以来、お客さんが法律関係者であれば、弁護士の資格を持っている翻訳者に頼みましたが、相手が一般人であれば、私。
では、翻訳の仕事の種類①はここまで、②は今度何か思いついた時にまたね。