もしドラ 第9話「みなみは大切なものをなくした」
「もう意識は無いんだけど、耳だけは最後まで聞こえるらしいの。声をかけてくれれば、きっと届くと思うから」
「まだだよね。まだ諦めてないよね。だって夕紀は私よりずっと強い人間じゃん!これまでだってずっと病気と戦って勝ってきたじゃん。ずっとずっと勝ってきたじゃん。そうだよ夕紀。もう少し頑張ろう。私たちも勝つから、夕紀も勝とうよ!」
「みなみちゃんお願い。もう許してあげて。夕紀を許してあげて。ごめんね、みなみちゃん。夕紀は去年入院したときにもう助からないって、余命3ヶ月だって、お医者さんに告げられていたの。だけどね、夕紀はそこから頑張ったの。懸命に生きて、懸命に戦って、病気と戦って、一年間も戦って、余命3ヶ月だって言われたのにずっと生きてきたの」
「夕紀は本当に頑張った。本当に苦しい戦いだったの。だから、許してあげて」
「ジロちゃん、私、とんでもないことした。
夕紀に、大事なのはプロセスではなく結果だって。この前、準々決勝の前にね、夕紀が結果ではなくプロセスを大事にしたいって言ったの。私、結果を求めずにプロセスを重視するのはマネジメントとして真摯さに欠けるって言ったんだ。私、なんてこと言ったんだろう」
原作読んでたからこの展開は分かってましたけど、やっぱり衝撃だよなあ、この展開は。
この未曾有の試練にあたって、今まで野球部を引っ張ってきたみなみの目的が揺らいで、そこでみなみが今まで野球部にマネジメントを根付かせてきたことが真の成果を発揮する。
ちゃんとマネジメントの話として重要な意味があるんですよね。
「意味ないよ!夕紀はもう死んだんだ。夕紀のために戦ったって意味がない。
この一年、すべてが無駄だったのよ。目的も目標も、もう何もかもありはしない」
目的を失ったみなみ、暗黒面に落ちました。
「本当は私野球が大嫌い。本当は野球が世界で一番嫌いなの。
みんな、驚いたでしょう?野球を嫌って憎んで、そんな人間がマネージャーをやってたのよ。真摯さもへったくれもない。私みんなを騙してたの」
「知ってたんだ。みんな知ってたんだよ。川島が野球を嫌いだってこと。それでも宮田のためにマネージャーをやってたことも、みんな知ってたんだ」
「夏の予選の前のお見舞い面談。川島先輩が同席してなかったときに聞かされてたんです」
「宮田からな」
「また、私だけが知らなかったんだ・・・」
みなみ、逃げた。
追う文乃。
みなみに後ろからタックル。激しいw
「みなみさん、駄目です。逃げちゃ駄目です!」
原作だと、文乃、30分くらい追いかけてるんですよね。あんまりしつこくて観念したところで、逃げるのが得意技の文乃に逃げちゃ駄目って言われて気が抜けて球場まで引っ張っていかれちゃうんですけど、アニメではこの辺、割とあっさり気味だな。
決勝戦。準決勝よりすごいおざなりな描かれ方してる。
いや、いいんです。このアニメはこれで。野球が見たい訳じゃないんだから。
4点ビハインド。
まだピンチ。
そこに、みなみ登場。
「頑張れ!頑張れ!頑張って浅野くん!みんな!頑張って!」
思わず声が出ちゃうみなみ。
結局、口ではあんなこと言っていても、みなみは立派な真摯さを持っていたと、そういうことですね。
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「まだだよね。まだ諦めてないよね。だって夕紀は私よりずっと強い人間じゃん!これまでだってずっと病気と戦って勝ってきたじゃん。ずっとずっと勝ってきたじゃん。そうだよ夕紀。もう少し頑張ろう。私たちも勝つから、夕紀も勝とうよ!」
「みなみちゃんお願い。もう許してあげて。夕紀を許してあげて。ごめんね、みなみちゃん。夕紀は去年入院したときにもう助からないって、余命3ヶ月だって、お医者さんに告げられていたの。だけどね、夕紀はそこから頑張ったの。懸命に生きて、懸命に戦って、病気と戦って、一年間も戦って、余命3ヶ月だって言われたのにずっと生きてきたの」
「夕紀は本当に頑張った。本当に苦しい戦いだったの。だから、許してあげて」
「ジロちゃん、私、とんでもないことした。
夕紀に、大事なのはプロセスではなく結果だって。この前、準々決勝の前にね、夕紀が結果ではなくプロセスを大事にしたいって言ったの。私、結果を求めずにプロセスを重視するのはマネジメントとして真摯さに欠けるって言ったんだ。私、なんてこと言ったんだろう」
原作読んでたからこの展開は分かってましたけど、やっぱり衝撃だよなあ、この展開は。
この未曾有の試練にあたって、今まで野球部を引っ張ってきたみなみの目的が揺らいで、そこでみなみが今まで野球部にマネジメントを根付かせてきたことが真の成果を発揮する。
ちゃんとマネジメントの話として重要な意味があるんですよね。
「意味ないよ!夕紀はもう死んだんだ。夕紀のために戦ったって意味がない。
この一年、すべてが無駄だったのよ。目的も目標も、もう何もかもありはしない」
目的を失ったみなみ、暗黒面に落ちました。
「本当は私野球が大嫌い。本当は野球が世界で一番嫌いなの。
みんな、驚いたでしょう?野球を嫌って憎んで、そんな人間がマネージャーをやってたのよ。真摯さもへったくれもない。私みんなを騙してたの」
「知ってたんだ。みんな知ってたんだよ。川島が野球を嫌いだってこと。それでも宮田のためにマネージャーをやってたことも、みんな知ってたんだ」
「夏の予選の前のお見舞い面談。川島先輩が同席してなかったときに聞かされてたんです」
「宮田からな」
「また、私だけが知らなかったんだ・・・」
みなみ、逃げた。
追う文乃。
みなみに後ろからタックル。激しいw
「みなみさん、駄目です。逃げちゃ駄目です!」
原作だと、文乃、30分くらい追いかけてるんですよね。あんまりしつこくて観念したところで、逃げるのが得意技の文乃に逃げちゃ駄目って言われて気が抜けて球場まで引っ張っていかれちゃうんですけど、アニメではこの辺、割とあっさり気味だな。
決勝戦。準決勝よりすごいおざなりな描かれ方してる。
いや、いいんです。このアニメはこれで。野球が見たい訳じゃないんだから。
4点ビハインド。
まだピンチ。
そこに、みなみ登場。
「頑張れ!頑張れ!頑張って浅野くん!みんな!頑張って!」
思わず声が出ちゃうみなみ。
結局、口ではあんなこと言っていても、みなみは立派な真摯さを持っていたと、そういうことですね。
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