【CS】1988年版トッポ・ジージョ第十九話
人気のお菓子屋が改装のため一時店じまいすると言う事で女の子達が押しかけてます。
ジーナもやや遅れて登場。
「ここのチョコレートケーキ、美味しいもんね」
後から来た女の子達が強引に店に入ろうとして大混乱に。
「物売るっていうレベルじゃねえぞ!!」
ケーキが買えて上機嫌のジーナ。
しかし、やっぱりケーキを買いに来ていたクノップさんは混乱の中でイヤリングを片方無くしてしまいました。
「クノップさんがっかりしてたね」
「私達のと違ってずっと高価なものでしょ?そりゃがっかりするわよ」
「何故そんなものにお金使うのか分かんないな。僕だったら全部お菓子を買うけどな」
「ウフフ、ジージョは特別」
「オサリバンさん、何してるんですか?」
なにやらオサリバンさんがゴミ箱を漁ってはため息をついてます。
財布をなくしてしまったらしいです。
約束の期日に家賃が払えないとアパートを追い出されてしまうとか。
お菓子屋の地下には、スクルージというケチな鼠が住んでいます。食べ物がいくらでも手に入るので趣味に走ったらしく、人間の金や宝石を集めているという鼠にしてはかなり変わった奴。
鼠達が高価な品を持っていくと、お菓子と交換してくれます。
クノップさんのイヤリングも、オサリバンさんのものと思われる財布も、お菓子と交換されていました。
トッポ・ジージョは財布を返してくれるように交渉しますが、スクルージはクノップさんのもう片方のイヤリングを持ってくることを要求します。
まあ色々あってイヤリングを持っていく事はできないんですが、スクルージ、お菓子屋さんが店じまいしたお陰で食べ物の供給を絶たれ、それどころではなくなっていました。自分の集めた高価な品を食べ物と交換してもらおうと試みますが、鼠達には食べられないものなど無価値。誰も応じてくれません。
トッポ・ジージョ達はスクルージに食べ物を与えて無事財布を取り戻します。
財布には結構な大金が入ってました。
「オサリバンさん、お探しの財布。ハイ。」
「ジーナ。ワシは嘘はつけん。この財布はワシのものじゃない。
実は警察にワシの財布が届いておった。ワシの全財産なんてこの程度のものじゃ」
オサリバンさん、正直者ですなあ。
結局この誰のものか分からない財布は警察へ。
スクルージの溜め込んでいた財産は、養老院や児童施設に寄付されました。
「ジージョったら、私にもちょびっと寄付してくれたらいいのに」
「そういう考えが人間を駄目にさせていくんだよ」
「わかってますよ」
買いだめしておいたお菓子を食べようとしたジーナ、お菓子がなくなっていることに気づきます。
「ジージョ、これはどういう事なの?」
「夕べ鼠達が働いてお腹がすいたから・・・」
どうやら、財布を取り返すために働いてくれた鼠達に分けてしまったようです。
ジーナに追い掛け回されるジージョ。めでたしめでたし。
別の回へ
ジーナもやや遅れて登場。

「ここのチョコレートケーキ、美味しいもんね」

後から来た女の子達が強引に店に入ろうとして大混乱に。
「物売るっていうレベルじゃねえぞ!!」

ケーキが買えて上機嫌のジーナ。
しかし、やっぱりケーキを買いに来ていたクノップさんは混乱の中でイヤリングを片方無くしてしまいました。
「クノップさんがっかりしてたね」
「私達のと違ってずっと高価なものでしょ?そりゃがっかりするわよ」
「何故そんなものにお金使うのか分かんないな。僕だったら全部お菓子を買うけどな」
「ウフフ、ジージョは特別」

「オサリバンさん、何してるんですか?」
なにやらオサリバンさんがゴミ箱を漁ってはため息をついてます。
財布をなくしてしまったらしいです。
約束の期日に家賃が払えないとアパートを追い出されてしまうとか。
お菓子屋の地下には、スクルージというケチな鼠が住んでいます。食べ物がいくらでも手に入るので趣味に走ったらしく、人間の金や宝石を集めているという鼠にしてはかなり変わった奴。
鼠達が高価な品を持っていくと、お菓子と交換してくれます。
クノップさんのイヤリングも、オサリバンさんのものと思われる財布も、お菓子と交換されていました。
トッポ・ジージョは財布を返してくれるように交渉しますが、スクルージはクノップさんのもう片方のイヤリングを持ってくることを要求します。
まあ色々あってイヤリングを持っていく事はできないんですが、スクルージ、お菓子屋さんが店じまいしたお陰で食べ物の供給を絶たれ、それどころではなくなっていました。自分の集めた高価な品を食べ物と交換してもらおうと試みますが、鼠達には食べられないものなど無価値。誰も応じてくれません。
トッポ・ジージョ達はスクルージに食べ物を与えて無事財布を取り戻します。
財布には結構な大金が入ってました。

「オサリバンさん、お探しの財布。ハイ。」
「ジーナ。ワシは嘘はつけん。この財布はワシのものじゃない。
実は警察にワシの財布が届いておった。ワシの全財産なんてこの程度のものじゃ」
オサリバンさん、正直者ですなあ。
結局この誰のものか分からない財布は警察へ。

スクルージの溜め込んでいた財産は、養老院や児童施設に寄付されました。
「ジージョったら、私にもちょびっと寄付してくれたらいいのに」

「そういう考えが人間を駄目にさせていくんだよ」
「わかってますよ」

買いだめしておいたお菓子を食べようとしたジーナ、お菓子がなくなっていることに気づきます。
「ジージョ、これはどういう事なの?」
「夕べ鼠達が働いてお腹がすいたから・・・」
どうやら、財布を取り返すために働いてくれた鼠達に分けてしまったようです。
ジーナに追い掛け回されるジージョ。めでたしめでたし。
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