NTTドコモは16日、新しい基本ソフト(OS)「タイゼン」を使ったスマートフォンの導入を延期すると発表した. 従来の携帯電話(ガラケー)からスマホへの移行に勢いがなく、発売しても一定の需要が見込めないと判断した. タイゼンは、韓国サムスン電子や米インテル、ドコモなどが共同で開発. 米グーグルのアンドロイドや、米アップルのiOSに次ぐ「第3のOS」とされる. 基本情報が公開され、携帯会社やメーカーが仕様を変更できるため、独自サービスを提供しやすいという. 小室浩幸】クリスマスを待つ子どもたちの期待度アップ? 玩具のバンダイが3日まとめた調査で、プレゼントの予算を「増やす」とした親が2割にのぼった. 前年より景気が上向き、時代を映しやすい女児向けに、スマートフォンを模したような値が張る玩具が並ぶのも一因のようだ. 12歳以下の子どもがいる800人を対象に調べた. 20%が前年より「予算を増やす」、77%が「変えない」と回答した. 「減らす」は3%だった. 子ども1人あたりの予算は「5千円以上、6千円未満」が45%を占めた. 平均額は6253円だった. 質問の仕方が異なるものの、前年の調査では「5千円以上、7500円未満」が29%と最も回答が多い層だった. 担当者は「高くても子どもがほしがるものを、と考える親は多い. 回復基調にある景気が(子どもたちにも)追い風になっている」と話す. ■電子おもちゃなど人気 一方、東京玩具人形協同組合が調べたクリスマスの人気商品は、男児向けはヒーロー物のキャラクターグッズが首位. 親子で楽しめる全長6・5センチの無線操縦ヘリコプターが続いた. 女児向けはスマートフォンやタブレットを模した電子のおもちゃが上位に並んだ. おもちゃ店や問屋の仕入れ担当者ら738人の投票をまとめた.