突然――
頭から滝壺に落ちたように、一瞬で飲み込まれた――激しい混乱!
息ができなくてもがくような目覚め、助けを求めて私を呼んだ――彼のそばに飛んだ。
『紅・・・!』
長い間開かれなかった瞳が天井を見ている。私が体をゆすると、トパーズの瞳だけがこぼれるようにこちらを向いた。
『紅・・・だいじょうぶ?』
大丈夫でないことを分かっていながらそうとしか言えなかった。
紅は返事をしなかった。私の瞳を見つめて、その蒼さをただ受け止めている――静かな時間が過ぎた。
ようやく紅の混乱は治まりを見せる・・・
ぐるるる・・・
彼は言った。
『腹減った・・・』