『おまえの言ってることはよくわかんねえ。全部切るとか言ってねえぞ?』
我慢できる長さまで切るだけだ。
俺たちのやりとりを聞いて、姉ちゃんはため息をひとつついて言った。
『理解した』
ふうっと頭が軽くなった。
力で、髪がまばらに短いとこと長いとこを作ったみたいだ。
『こういうことだ。重くないだろう?』
重くない。
すくってこういうことかぁ・・・
『髪は長さがある方が、より力を貯めやすい。短いところはあっても、全体に長い方が良いんだよ』
ふぅん。
『紅、似合うよ!良かったね』
うん・・・
これなら、いいかな・・・