まぶしい光にさらされてしぶしぶ薄目をあける。すぐまた閉じる。まだ眠っていたい・・・
背中に回った柔らかい腕が少しだけ力を込めたので、俺は自分が抱きしめている菫に気がついた――はっとしてその顔を探す・・・穏やかに目を閉じて眠っている・・・ほっとして、豊かな髪ごと頭を抱きしめる。
・・・まだどきどきしている。
もう一度眠ろうと思っていたのにもうできない・・・守ろうと決めたのにできなかった――ごめんよ。・・・ごめん!
ほんとうに俺は弱い――なんにもできない。
お前を倒れるほど消耗させて・・・辛い思いなんかさせたくないのに・・・ただ笑っていて欲しいだけなのに!