頭がからっぽになった。頭がからっぽになった。 守護しろ? 私がぽかんと彼の顔を見ていると、彼はもう一度言った。 『俺の守護になってくれ』 ・・・愛せってこと?あなたを? 『・・・あなたが私を好きだとは思えない』 海ちゃんや繭ちゃんにキスしたことや、丘から追い出されたことを思い出した。 すると彼は信じられないことを言った。 『別にいいじゃん。守護しろよ。好きなんだろ?俺が』 あいた口がふさがらない・・・なんていう言い草! 『――あんたなんか大嫌いよっ!』 言い捨てて走った。