140 | ロマンティックエロティックグロリアス

ときに修行が長く続いて、帰れない日が来ても、そんな時は姉ちゃんが千鳥を置いてってくれた。

千鳥はちょっと姉ちゃんに似てる。


俺と11歳違う姉ちゃんの、一番古い記憶でもこれよりでかい。

でも、姉ちゃんに少し似てる千鳥は、小さい頃はこんなんだったのかなあって思わせる。

性格はちょっと違うみたいだけど・・・


だって、千鳥は説教したりしねえもんな♪


千鳥と、ウグイスと、帰ってくる菫を驚かそうといつも、でっかいトンネル掘ったり山作ったりして過ごした。


下界で冬が来るころには、力も貸してもらった。

華瑶苑を一面の白に――雪に覆いつくされた白銀の世界にして、菫を驚かせた。


春には春の、夏には夏の・・・