練習のあと、
団長から封筒が
配られました。

「今年も、ひとり10枚
お願いね」

中身は、年に一度の
定期演奏会のチケットです。

10枚

1枚1,500円。
ひとり10枚は、
団員みんな同じです。

演奏会が終わった晩、
封筒を開けて
数えました。

売れたのは6枚
残りは4枚

パート仲間とご近所に
声をかけて、6枚。

封筒には、残りの4枚と
ドレスの注文書の控えが
入ったままでした。

封筒に残った4枚のチケットと、揃いのドレスの注文書

残りの4枚、6,000円は、
自分の財布から
出しました。

このブログについて

申し遅れました。
このブログのキャラクターの、
栄子です。

このブログでは、
私や、私のまわりの人たちの
身に起きた「趣味と
お金」のことを、一人の話に
まとめて書いています。

正直に言うと、
こんな話を書くつもりは
まったくありませんでした。

趣味にかかるお金は、
月謝だけで足りる。
そう思っていたからです。

それなのに、61歳になって、
4枚のチケットを前に、
お金のことで
考えこむことになりました。

同じように戸惑っている人の
支えになればと思って、
書くことにしました。

市立図書館の受付で、
パートを週3日
しています。

夫は63歳。
再雇用で、今も
働いています。

地域の合唱団に入って、
今年で15年。
月謝は月4,000円、
年に4万8,000円です。

チラシの裏に、
書き出してみました。

チケットの残り4枚、
6,000円。
揃いのドレス、
1万8,000円。

打ち上げ、5,000円。
楽譜、3,000円。

月謝のほかに、
3万2,000円でした。

月謝の、3分の2です。

打ち上げの帰りぎわ、
団長が言いました。
「来年もみんなで、
ここで乾杯しようね」

うれしい言葉でした。
歌っているときは、
15年たった今も
楽しいんです。

趣味は月謝だけで
続けられると、
安心しきっていた自分に、
はっとしました。

最後に、少しだけ
お知らせさせてください。

ここまで読んで、
同じ気持ちになった方も
いると思います。

私は、ずっと
大丈夫だと思っていました。

月謝は毎月、
きちんと払ってきて、
好きなことにかかるお金は
わかっているつもりでした。

それなのに、封筒に残った
4枚のチケットで、
歌を続けるお金を
はっきり見ることに
なりました。

「趣味は月謝だけで
続けられる」と
信じきっていたことを、
今はとても後悔しています。

だから今、
このブログの運営者と一緒に、
こう呼びかける活動をしています。

趣味は月謝だけで続けられる、と
信じて待つだけでなく、
今のうちに一度、
これからのお金を
見直そう。

チケットの残り4枚は、自分で買いました。月謝のほかに、年にいくら払っているんだろう。

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