本田圭佑選手移籍ならず・・・ＣＳＫＡモスクワというタフネゴシエータ

本田圭佑選手のラツィオ移籍がどうなるかと気になっていたんですが、移籍ならず・・・
・・・っていうかCSKA手放す気あるのかと（笑）
ファンとしては多分そろそろロシアから出してあげてくれ！って心境だったと思います。
ロシアのイタリアの交渉って思うだけでイタリアやられちゃうだろ！？って感じだったんですが、案の定国民性がよく分かる興味深い交渉でした（！？）

ネックとなったのは
ラツィオ「本田の移籍金はぜひとも分割で・・・」
CSKA「一括じゃないとアカン！」
ということらしいのですが、今時選手の移籍金一括で払えるチームなんてほんの一握りなんじゃないかと・・・
イタリアは国が危ないってご時世なのに＞＜
ラツィオは復活したけど経営破綻やらかした前科があるから一括なのか、ハナっから本田選手を手放す気がなかったのかは謎なんですが。
CSKAはチャンピオンズリーグ常連の強豪、本田選手はそこのレギュラー、でも本田選手自身が年棒下がってもセリエＡでやりたがってたようだし、ファンもやっぱり見たかったと思うので残念です。

CSKAは待遇もすごく良いらしいし、金持ちクラブの割には若い選手を安く獲得して育成をちゃんとしている良いチームだと思います。
ただロシアなので環境がどうしても・・・
あの広い国土移動して週２で試合とか、しかも-15度、-20度の中サッカーとか過酷すぎるだろー！と思うのです・・・
環境だけなら網走刑務所のほうが楽なような気が・・・＾＾；
本田選手の決め所で決めるメンタルの強さはそういう環境で鍛えられた気もするんですけど。
先日CSKA→ブラジルリーグに移籍が決まったラブ選手の嬉しくて号泣会見を見て、ロシアリーグは私達が思う以上に過酷なのかなぁ・・・とちょっと思ったわけです。
本田選手の隣の選手がラブ選手です。





こちらは移籍会見でのラブ選手。



大事な事なのでもう一度言います。
こちら元CSKAモスクワ、ラブ選手の「喜びの移籍会見」です。
「引退会見」ではありません。
喜びの涙に、７年間移籍させてもらえなかったラブ選手のこれまでの苦労の陰がなんか見えちゃいました＾＾；
いくら金銭面の待遇が良くても、辛いものは辛いのかなぁ、と。

一方、アーセナルの宮市亮選手がボルトンにレンタル移籍決定みたいですね。
サッカーも野球も移籍ニュースがこの時期気になってしまいますが、選手達はどこに行ってもがんばってほしいです♪
本田選手は夏の移籍にちょっと期待することにします。
日本の外務省の若手官僚をCSKAに３年ほど研修に行かせてタフネゴシエーター育成するとかどうでしょう？
場合によっては３年で帰れないこともあるかも・・・


うん・・・やっぱ過酷＾＾；