2026年5月7日(木曜日)

何故だが、急に普通のうどんが食べたくなって、埼玉県新座市にある『山田うどん食堂』に行ってきた。
コシのある讃岐うどんや稲庭うどんではなく、普通で平凡なうどん。それが『山田うどん』である。
読者の方も、そんな気分になる事があるのではないだろうか。ごく普通のうどんが食べたくなる衝動にかられる事が。

『山田うどん』は埼玉県人のソウルフードである。
私もかなり前であるが、埼玉県新座市新堀に住んでいた頃に数回行った事がある。
『山田うどん』と言えばパンチセットである。
何それ?
うどん屋でパンチ。初めて聞くメニューの名称に読者の方は疑問に思うだろう。
パンチって何ぞや?
千葉県市川市動植物園に居る、あの人気者のパンチくんがキャラクターをやっている訳ではない。
キャラクターはやじろべえである。
店員全員がパンチパーマをかけている訳でもない。ごく普通の店員である。
『ルパン三世』の作者モンキー・パンチとも関係ない。
勿論、店員が料理を注文する客に対して、パンチをくり出す訳でもない。
早く教えろや、とじれったい思いを口に出す読者もいるだろうから、ここでネタばらしをする。
答えは、うどんともつ煮込みのセットの事なのだ。
もつ煮込みの名称がパンチである。
当時会社でもつ煮込みの名称を考えている際、パンチの効いた名前が思い浮かばなかったからパンチになったという。
そんな理由でパンチなのだ。
しかし、残念ながら私の行った店舗にはパンチセットというメニューがなかった。
仕方がないので普通のうどんの単品と、モツ煮込みの小鉢の単品を頼んで、自分なりのパンチセットにしたのである。
自己満足いがいの何ものでもない。

話は変わるが、私の小学生時代は土曜日が半ドンであった。だから昼飯は自宅で食べる。我が家はだいたい毎週天かすうどんであった。妹と一緒にテレビ番組『女の60分』を観ながら天かすうどんをすすっていた。
そして、うどんと言えば幼稚園時代か小学校低学年時代か記憶が定かではないが、ほぼ毎日カレーうどんを持っきていた女の子を思い出す。
銀色の弁当容器の中身はカレーうどん。ご飯もおかずもなく、ただカレーにまみれたうどんのみ。親の手抜きなのか、それともその女の子が、カレーうどんがめちゃくちゃ好きでリクエストしていたのか。
うどんと言えばの問いに、私は「毎日カレーうどんを食べる女の子」と答えるだろう。
それだけ、幼心にインパクトがあったのである。
山田うどん好きの著名人といえば、武田砂鉄やももいろクローバーZ。そして天下の木村拓哉。
『丸亀製麺』は全国各地にあるのに、『山田うどん食堂』は埼玉県中心に頑張っている。
次回もお楽しみに