ヒアシンスの水耕栽培 その後(1) |

ヒアシンスの水耕栽培 その後(1)

先日、ヒアシンスの水耕栽培(1)という記事で、ピンクのヒアシンスが開花したのにも関わらず、丈が伸びないことを書きました。ピンクのヒアシンスはその後も丈が伸びず、最初の花から2週間くらいすると古い花の一部が枯れてきました。

 

 

最初の開花から10日後のピンクのヒアシンスです。いい香りがしていました。しかし、普通のヒアシンスの花の付き方ではありません。

 

花を咲かせたままにしておくと、種を作ろうとして球根のエネルギーが使われてしまい、枯れた花は病気の原因になるのだそうです。そこで「花がら摘み」を行うことにしました。

 

摘んだ花がらです。20ほどありました。一部の花がらは根元付近に種のようなものができ始めていました。最初、手で摘んでいましたが、次第に難しくなり、先の細いハサミを使いました。茎を切ると、断面から雑菌が入りやすいということなので茎は残しました。

 

 

花がら摘みが終わったヒヤシンスです。まず、球根があまりきれいではないと思われると思います。ピンクの球根は購入当初からこんなふうに表面が荒れていて、茶色でした。花がらを摘んでみるとまだ底の方に小さな花芽が2つほどあることが分かりました。茎の長さは5cmほどでした。普通はこの茎がもっと長く伸び花も大きくなるのだと思います。

 

 

少し見にくいのですが、4号の白い四角い鉢に移したところです。(下に見える丸いものは、溢れた水をためる皿です。4号鉢の底の方に溢れた水を排水するスリットが入っています。)培養土が余っていたのでそれを使って球根の下半分が隠れる位まで土を入れました。土の表面が乾いたら十分に水やりをするとのことです。

 

培養土の栄養と残った葉の光合成で球根がまた養分を蓄えて、茎や葉が枯れた頃に球根を掘り出すのが今後の予定です。

 

 

現在の状態です。紫のヒアシンスに変化があったら、ヒヤシンスの水耕栽培(2)に書こうと思います。

 

今回の処置は、色々なサイトを調べて行ったのですが、園芸初心者なので正しい処置をしているか分かりません。この記事の処置を行う際には、より詳しい資料を探して行うことをお勧めします。

 

【2024年2月17日追記】

 

 

「花がら摘み」をした時に、花芽が残っていることを発見したのですが、それらが一晩で全部開花しました。花の形は、少し崩れていて前に咲いた花ほどきれいな形をしていません。