映画の「かもめ食堂」は何度か見たことがある。

 

今回、原作の群ようこさんの「かもめ食堂」を読んだにやり

今まで原作の存在知らなかった自分にがっかり。

もっともっともっと早く読めば良かった。

 

 

原作めちゃめちゃ良いラブ

映画はフィンランドの可愛らしい素敵な映像がみれるのがいい。

 

でも、やっぱり原作と違うんだよね、映画ってガーン

映画だけだと主人公のサチエさんが良い人すぎるというか

ジブリや朝ドラの主人公みたいに、こんな人本当にいる??って言う感じの

良い人。

 

原作も良い人だけど、もっと人間味があって存在している良い人。

他の2人(ミドリさんとマサコさん)も良い人だけどもっともっと人間味があるし

3人ともフィンランドに来た理由とかちゃんと原作には書いてある。

 

 

 

 

※原作ネタバレ※

映画だとそれがないから、サチエはお客さん入ってないのになんで焦らないの?とか

本当は宝くじで1億当たったからお金に困ってないし、

ミドリさんとマサコさんはお家騒動で日本脱出。

理由聞いたサチエさんも「それは許せないよね」って感じで愚痴に同意してるし。

映画だともし愚痴を入れてたとしてもまあまあ、色々ありますよ、人間ですもん 的に

中立の超良い人になってる。

コーヒーメーカーを盗むおじさんもそもそもの設定が違うし

二人組の窃盗犯だし。

感じの悪くじっと見て来てたおばさんは夫に浮気されて。

その夫のこと「ハゲ」って呼んでるし笑

 

映画になると

原作からアイデア泥棒して監督や脚本家の都合?理想?なものになってる気がしちゃうチーン

 

かもめ食堂に関しては

映像が良かったから良いけど

でもやっぱりもっと原作に忠実になってほしいなと思います。

 

時間が問題なら省略すればいいのに、なんで話を変えちゃうかなぁ、

荷物がひと月以上も見つからなかったり、

見つかった荷物の中がキノコで埋め尽くされてたり

なんでこうなった?滝汗

プールで泳いでるシーンもなんで追加された??

そんな時間あるならもっと再現することあるんじゃないのかな真顔

 

群ようこさんのパンとスープとネコ日和も原作のが圧倒的に面白いです

映像になるとなんであんなに嘘くさい良いひとが誕生しちゃうんだろうゲロー