本書では人間の根本煩悩である「欲望」「怒り」「愚かさ」「怠惰」「不信」「偏見」の6つに注目し
世の中の人と「ヒット」と「ブーム」がどのように生まれていく
きっとこの著者は性格がいいと思う![]()
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①気分一致効果
その時々の気分や感情に見合った情報に目が向きやすくなる。
あるいは関係した記憶を思い出してしまう効果。
良い気分のときには良い情報を悪い気分の時には悪い情報をよく思い出す。
②損失回避
利益の獲得より損失の回避を好む傾向。
人間はとにかく損をしたくない生き物。
行動経済学におけるプロスペクト理論を構成する1要素でもあります。
A)確実に10,000円をもらえる
B)50%の確率で20,000円をもらえるが50%の確率で0円になる
⇒多くの人はAを選びます
C)確実に10,000円を失う
D)50%の確率で20,000円をしなうが、50%の確率で0円になる
多くの人はDを選びます
③サンクコストの誤謬
今まで投資したコスト(お金・時間・労力)のうち、撤退・中止しても戻ってこない分をサンクコストと呼ぶ。
サンクコストの誤謬とは今まで投資したコストが無駄になる恐怖から、
これまで行ってきた行為を正当化するために非合理的な判断を行う状態を指す
〇食べ放題は強欲を満たすマーケティングであり、食欲とはマズローの言う欲望の最下層に位置する。
【気分一致効果】で幸せそうに食事を楽しむ人がいる中
「元を取ろう」とする人も少なくない。
彼らは【損失回避】【サンクコストの誤謬】という「損をしたくない」という心理が働いている。
豆知識:人間がお腹一杯になる分量は400グラム
吉野家の牛丼は超特盛を注文するより並盛2つを注文するほうがコスパが良い。
④アンカリング
アンカーと呼ばれる先に与える情報が判断をゆがめてしまう現象
普段から不満をもつ人は心の中の悪が大きすぎると言うより
自分の中で設定しているアンカーが大きすぎると言う考えても良い
〇「ヒット商品」は人間の悪の一つ「不満」の見つけ方にある。
人はある対象を判断するとき心の中にアンカーと呼ばれる基準を設け、その基準により
その商品が良いか悪いか高いか低いかを判断する。
商品に対して、人々の不満が少ない現状だが、新たな不満を見つけ出し商品化することがイノベーションにつながるだろう。
豆知識:「機能価値」そのままの機能や役割に対する価値・・・のどの渇きを潤す水
「情緒価値」機能以外に付随する価値・・・清涼感を与えることにより情動に訴えるペットボトル水のデザイン
⑤内集団バイアス
自分が属している集団には好意的な態度をとり、そうではない集団には反対の態度をとる傾向。
内集団びいきとも呼びます。
地元が同じといったゆるいものから、学閥財閥グループなどの鉄の掟で結びついた集団まで
実際に存在する集団だけでなく目に見えないレッテルのようなものも集団と感じればない集団バイアスが発生する可能性もある
⑥偽の合意効果
自分と他人の間で共有されている合意性コンセンサスを過度に見積もり
同じ状況になれば他人も自分も同じ選択や行動をするだろうと考える傾向。
もし自分と同じ選択や行動をしない他人に出会うと、その人が特別、変わった存在だとみなしてしまう。
つまり自分が常識人で、自分の常識に合致しない人は全て非常識だとレッテルを貼ってしまう。
⑦ダニングクルーガー効果
能力の低い人物は自身の能力を過大評価する傾向にあり、逆に能力の高い人物は自身の能力を過小評価する傾向にある。
なぜなら能力が低いゆえに不足を認識してきておらず、他人の能力もまた正確に推定できないから。
しかし訓練を積み実力がつき始めると能力の欠落を認識できるようになる。
〇ニュースピックスを読むなどに代表される意識高い系の人たちは馬鹿にされるべき人なのか。
そうではなく【内集団バイアス】が働き、その内側と外側で【偽の合意効果】がうまれ
意識高い系に対して嘲笑する原因となる。
確かに承認欲求が過剰であるのは【ダニングクルーガ効果】を感じているが故の行動であると考えるならば
意識高い系の人とはまじめな人と言い換えることが出来る。
⑧正常性バイアス
何らかの被害が予想される状況に陥っても、正常な日常生活の枠組みの中で解釈してしまい
事実を認めず都合の悪い情報を無視する傾向。
人間は自分の知識にしがみついてまだ大丈夫だと言って、リスクを過小評価してしまいがち
⑨内部シニシズム
自分より相手の方が自己中心的だと考えてしまう傾向
人間とは自己中心的な生き物であると言う見方はシニカルなので、シニシズム(冷笑主義)と呼ばれてる。
すなわち自分は相手の意見を理解するように努力しているのに、
相手は自分の意見を理解する努力を怠りたとえ正論であろうとも好き勝手な意見を言っているように見える。
⑩心理的リアクタンス
選択する自由を奪われて他人から強制されるとたとえそれが良い提案であっても反発反抗してしまう傾向
〇グレタトゥーンべリさんが大人たちをイライラさせるのは、科学的な根拠を示しながらも正論を怒りをもって訴えるので
【正常性バイアス】や【内部シニシズム】の中で生きる大人たちはどうしても【心理的リアクタンス】を持ってしまうのだ。
しかし何十年と変わらなかった環境問題が動き出したのは、グレタさんの「怒り」という悪でありそれは評価されるところである。
ひだまり@hidamari_books
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2021年04月06日 21:37
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