第三章「「利益」と「借金」のウェディングマーチ」
借金とはお金を借りて即座に資金がもとに入るととともに、
利子を払いながら返済しないといけない悪魔の契約のことである。
商人になった元農奴たちは、事業を起こすにあたり借金をするようになる。
即ち、借金が生産プロセスに欠かせない潤滑油になってしまった。
お金を貸す人はますます豊かになり、起業家たちは借金を返済して生き延びるために苛烈な競争が始まった。
産業革命は石炭からではなく借金から生まれたものであったのだ。
借金を「罪深い」とする考えは「贖罪」という考えに置き換わった。
第四章「金融の黒魔術」
経済は循環が滞ってしまうと破綻をしてしまう。
この循環不能の原因は金融機関だ。
借金による利子を「贖罪」と容認した社会で、金融機関は受有に金利を設定することができ、
持っている資産以上のお金をゼロを多く書くことにより起業家に貸したのだ。
産業革命後はとくに、これらを回収することにより金融機関はますます潤ったのである。
貸し付けた起業がうまくいかない場合も、債権として投資家に売ることで銀行の被害は最小限に抑えられた。
しかし不況により会社が次々と倒産するとやがてその金融機関は破産してしまうのだ。
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