以前 職場で雑談しているときに何気なく言った

スパイクタイヤ

と言うワードに、相手がぽかんとしていました。


どうしたの?と聞くと 

スパイクタイヤがわからなかったらしい。


そっかぁ~ そんな時代かぁ!と


ジェネレーションギャップを感じたのを覚えていますwww


自分の 「これくらいは知ってるはず」


と言う感覚はあてにならないものだと

思いました。


考えてみれば、生まれたときからエアコンがあった世代が、薪ストーブの使い方を知らないのは当然ですよね。


そんなことをいろいろ考えていると、

もしかしたら マッチやライターの使い方も馴染みのない方には全くわからないのではないかと思いました。


そこで、キャンプをはじめると 必ずではありませんが使う機会があるかもしれない着火道具を初めて使う設定で、一から説明したいと思います。


こちらが私が使っている着火道具です。


マッチ

大小 様々なサイズの箱があるのですが、大抵は側面に紙ヤスリのようなザラザラした部分があります。 


そこにマッチの先端を擦り付けると発火します。
気を付けなければいけないのは、擦るとき自分のほうではなく外側に擦ること。危ないので。



ライター
①の歯車を矢印の方向に回して②を押しっぱなしにすると燃焼を維持します。
②を離すと消えます。


ファイヤースターター

鉄の棒(ロッド)を金属の板(ストライカー)で削って火花を出します。

出た火花を燃えやすい物に落として着火させます



試しにチャークロス(布を炭にしたもの)
を使ってやります。
まずロッドをガリガリと削り鉄の粉を落とす。

こんな感じで粉が落ちる。
こうやってから火花を落とすと着火しやすいそうです。

着火の仕方はストライカーを火花を落としたい物の上に構えてロッドを引き抜きます

または
ロッドの先端を着火する場所に当てて、ストライカーを滑らせて着火します。
今回はチャークロスを使いましたが、麻の繊維などにもつけられます。
私はやったことはありませんが、
フェザースティック(薪を薄く削ったもの)に直接着火する方もいるようです。


ちなみにこれがフェザースティックです。



火打ち石
原理はファイヤースターターと一緒で、火花を落として着火します。ただしファイヤースターターほど火花が出ないので、フェザースティックへの直接着火は無理かもしれません。

火打ち金の角と火打ち石の角をカチン!と擦ることで火花が出ます。火花は少なめです。

擦る部分にチャークロスをセットして火花を散らし、チャークロスに着火します。

何度も使って石の角が丸くなると、火花が出にくくなるので その都度出やすい場所を探して使います。

写真でわかりにくい方は動画もありますので
そちらもどうぞ。


以上四つを説明しましたが、火を使うので周りに燃えやすいものがないか気をつけて行ってください。

それではまた!