今日は午後から慶応大学三田キャンパスへ。
自分、学生さんに馴染めませんでした;;
なんかキャンパスライフっていいよね。
あたしが行ってた学校は高校と短大がくっついたみたいなとこだったので
そこはリアルあすなろ白書・・・。
自分も大学に行きたかったっす;;
サークルかけもちとかさ。
コンパとかさ。
人間思い出作るためにも勉強って大事よね。
・・・ということで
慶応のおりこうさん達と一緒に
レコ協主催の公開セミナーに参加してきやした。
講師は
Joe!!!!
久石譲氏でした。
セミナーのテーマは「創造性と大衆性」。
これってどんなジャンルの音楽にも言えることで
独自の世界感を追求していくオリジナリティ。
人に聴かせることに重点を置く大衆性。
これってどっちに偏っていてもなかなかうまくいかないんだよね。
ウレ線ド真ん中の曲ってそれこそ一時は大衆の耳に入っていくだろうけど
それが10年後、50年後の時代に受け入れられ続けていくかって考えると
なかなかそうでもないだろうし・・・。
オリジナリティ丸出しのオナニー楽曲は
暴走しすぎるとそれこそ周りはついて行けないだろうし・・・。
自己満足を大衆に受け入れさせる。
それが才能なのかもって思いました。
そしていいたい事を言ってのし上がっていくHIPHOPやReggaeは
元々大衆性に重点なんて少しもなかったハズなのに
それが大衆にここまで浸透していくなんて
言葉ってすごいなとも能ってのもみんながみんなあるわけじゃないし
オリジナリティに大衆性を持たせるには努力も必要。
バランスを取る努力も必要なんだなって。
久石氏は
「人に聴かせる事を前提につくる。しかし人に聴かせる為にはつくらない」
人に聴かせるという事の前提って何だろね。
時代?
世代?
久石氏の「前提」の基準はわかんないけど
あんなに素晴らしい映画音楽を手がけてる人だって
ちゃんと考えて創造をしているんだなとか
そこをコントロールしていくってのもすごいなと。
オリジナリティーとは・・・
新しい共感を作ること、発見していくこと
っクー。素敵すぎるぜ。
貴重なお話をありがとうございました。
私の仕事は作家さんの作品を大衆に広めるお仕事。
発見した「共感」を大衆から得るためにも
作家さんの意図をしっかりと理解していかなくては・・・。
そして最後に
映画音楽を作るにおいて、映像(視覚)と音楽(聴覚)をあわせるとき
コマ数にあわせて音楽をあわせると
どうしても音楽の方が短くなるそうです。
理論的にはピッタリなのになんで???
脳への視覚伝達と聴覚伝達は速度が違うみたいで
聴覚で感じる脳の部分はとても古いところなんだって。
その部分はいわば「本能」といわれる部分。
そこで感じる事に理屈はないのだとか。
無条件に涙が出たり
なんだか元気がでたり
音楽に不思議なパワーがあるのはそのせい?
いやー
音楽って素晴らしいですな!!!