最近読んだ本のご紹介飛び出すハート

当てもなく本屋さんを
ウロウロするのが趣味のわたし。


その時その時で心惹かれる本が
違うので自分でも面白いのです。


ここ数年は、
文字を読むのがしんどい…。
頭に入ってこない…となることが多く、
本屋さんからも少し遠ざかっていました。


先日久しぶりに本屋さんをウロウロ。
パッと表紙に惹かれたこちらを購入しました。


『泣きたい夜の甘味処』


疲れて泣きたい人々が、
迷い込む不思議な甘味処。


熊と鮭が営むというシュールな設定。
でも、読んでみると違和感がないのです


いくつかエピソードがあるのですが、
『会社を辞めたOLさんといちご大福』は、
もうすぐ会社を辞める自分と重ねてしまい、
わたしまで泣きたくなりました笑


お話のなかでOLさんが、
「誰かの役に立ちたくて
   続けてきたけど急に頑張れなくなった」
と回想する場面があります。


わたしも頑張るのは得意だけど、
何のために?誰のために?
いつまで頑張ったらいいの?


そんなことを思っていたので、
OLさんの気持ちにどっぷりハマりました。
(最後は少し前向きになれます)

ほかのエピソードも
自分に重ねてみたり、
亡くなった母に重ねてみたり。


誰が読んでもエピソードのどれかには
当てはまる気持ちがあるのではないかなと
思った1冊でした。


しばらく遠ざかっていた本屋さん。
今年はまた通いたいな。