まずはエンジンから始めるよ。前回からの続きでシリンダーヘッドとシリンダーブロックを降ろした。現在のエンジンの状況を見極めるべく、既にヘッドカバーは外してある。KAWASAKI病は発症していないよ。カムシャフトとロッカーアームは元気。長年放置していたがオイル下がりはしていない。
エンジンの中は思いのほか奇麗だった。冷却水のパイプはサビサビだけど。
バルブスプリングが見慣れない色をしているのはアメリカ製の強化バルブスプリングを使用しているから。レブリミッター生きてるからただのフリクションロスになりそうだが、面倒臭いのでヘッドはこのままいく積り。既に一通り手は加えてあるし。
下 上が1000RXベースの1039ccボア75.5mm。ピストンとセットで後輩店長の店のお客のエンジンに移植予定。結構お金掛けたエンジンだから、潰すのはなんか勿体ない気もするけど。
下がノーマルボア908cc72.5mm。こうして見比べてもボアの違いがよく分からないね。
細かいところはまだだけど、一応エンジンはできた。
次はフレーム補強、サスペション交換に移る予定。急げ!時間は無いぞ!!
当時使っていたオイルは実はダッカムスという4輪用だった。
ミッションへのダメージやクラッチの滑りなど、心配なところはあるけどMILスペックを信じて
使っていたのだが期待を裏切られたことはない。いまはそのオイル売っていないらしい。
オイルは何を使おうか調査・検討中。
“If you don’t follow through on your dreams, you might as well be a vegetable.”
夢を追わなかったら、人はタダの野菜みたいなもんだ
映画「世界最速のインディアン」より引用。
じゃ、またねぇ!



