小学校の5年の時に親友のAさんが

「今日の午後からお母さんと映画に行くんやけど、一緒に行く?」

私「行くいく~~o(*^▽^*)o~」

「じゃ~後で家に来て」

私「オッケ~!」

何の映画を見に行くとも聞かず、私は二つ返事で即答しました

で大阪梅田の映画館に到着して映画の看板を見たら、

何や大人の見る映画やん・・ゴジラか漫画映画とちゃうんか・・・

映画のタイトルも見ず、予備知識もなく、上映が始まりました・・・

オープニングに龍が海?か空を泳いでいるアニメーションが流れてるのを見て

何や変わった漫画の映画か・・まぁ何でもええわぁとボーっと見てましたら

オープニングが終わり一人の青年が画面に出て来ました

ん?日本人か?いや外人やな・・・

その時、字幕が出て「あっ、やっぱり大人の映画か・・つまらんやろなぁ」と思いながら

何となく見てたら主人公がやけにユーモアのある人で「何か愛嬌のある人やなぁ」

てか一体、何の映画やねんって、まだボーっと見てました

ストーリーが進むにつれて、主人公は中国人でローマの中華料理屋に出稼ぎに来たまでは理解しましたが

まだアクション映画と気ずかない私でした・・

するとその中華料理店にたくさんの悪党がぞろぞろ現れ

「一体、警察はいつ来るねん!てか仮面ライダーが来たらお前等イチコロやのに・・」

って思いながら見てたら主人公の人が「アチョ-!!!」って言いながら敵をバッタバッタとやっつけていくではありませんか!

でさらに見た事もない武器(ヌンチャク)で敵を圧倒!

多分私は前のめりになって見てたでしょう

あっという間に映画は終わりました・・・

終わってから映画のタイトルを見に行きました

「ドラゴンへの道」・・・

等身大のヒーロー、仮面ライダーやキカイダー等しか知らなかった私は

この映画を見て超驚きました

世の中にはこんなにも強い男がいるのか・・

家に帰ってからもブルース・リーの勇姿が頭から離れません

もっともっとブルース・リーが見たいって思いましたが、彼はすでに天に召された後でした・・

凄まじい衝撃を受けた一日でした・・・













$昭和の思い出