何ヶ月振りの素話でした。
頑張りました。
今回挑戦したのは、「かもとりごんべえ ゆかいな昔話50選」から『貧乏神のひょうたん』です。
5分くらいの短いお話しから選んだのは当然ですが、話しの内容が意外で面白かったからです。
小さい子どもが出て来る昔話といえば、座敷童子のように、なんだか良い事がある印と思っていましたが、このお話しでは 《小さい子ども達》=《貧乏神》 なのです。
この小さい子ども達が住んでいるのが、ひょうたんです。
この貧乏神を退治するお話しです。
とても簡潔な文章で、しかもリズミカルなのが気に入りました。
実はこのお話し、岡山県の昔話です。
今、朝の連続小説「カムカム・エブリバディー」の舞台ですが、それ以外岡山弁を知りません。
それで、だいたい私の馴染んだ関西弁をベースに語らせてもらいました。
でも、「なにをしょうるんなら」は悩みましたー
方言って好きだけど、難しいですよねぇ。
とりあえず、終わってホッとしました。
⚫︎「かもとりごんべえ ゆかいな昔話50選」稲田和子/編 (岩波少年文庫 013)