ブラックスワン、ずいぶん前に読んだ気がします。
ナシーム・ニコラス・タレブの前作、「まぐれ」が
とても面白かったので、その次の作品はどうかな、
と思って読みました。
まぐれ のほうが読みやすかったですね。
この本では、
ブラックスワンとは、まずありえないこと
の象徴と説明されています。
”普通は起こらないこと、でも一旦起こるととんでもなく大きな衝撃があること”
”そして一度起こると適当な理由で予測可能だったとされてしまうこと”
タレブという人は、確率論とリスク管理の研究者でかつ、それをトレードで
実践しているという稀有な(変わった)人物です。
細々とIVトレードをやって、なんとか今のところ生き残っている
私にとっては、タレブの説は、すとんと腑に落ちました。
しかし、だからといってタレブのトレード(ざっくり言うとくずput買いですかね)は
真似できません。
何故か?
トレーダーとしてのタレブが相場で儲けたのは、
1987年のブラックマンデー、
1998年のLTCM破綻、
そして2008年のサブプライム危機、
このたった3回だけだというからです。
もちろん、この3回のブラックスワンで、ちまちま稼ぐ
何十倍何百倍何千倍も利益をだしたことでしょう。
しかし。
ワタクシをはじめとする凡人は期待値では勝てると思える手法でも、
”待つ”ということが出来ないのです。
特に、
”一度起こると適当な理由で予測可能だったとされてしまうこと”
こいつがクセモノです。
ブラックスワンはなにゆえブラックスワンなのか?
ブラックスワンは、
何が起こるか、何処で起こるか、何時起こるか、
誰にも分らないからブラックスワンと呼ばれるのです。
それを後付けで予測可能だったとされることが大きな矛盾です。
ブラックスワンを狙ってトレードするなど、
研究者か、金銭目的でないトレーダー(それをトレーダーというのか?)
以外、考えられません。
ブラックスワンはきっといる、ということを前提とした期待値を
心の底から信用できるのか、という問題もあります。
ワタクシ的には。
こつこつドカン、は、ある意味オプショントレーダーの宿命だと思っています。
もちろん、ACさんなどのスーパートレーダーは別です。
それでも、(適度なヘッジをかけて)生き残れてさえいれば、
こつこつドカンは、ある意味健全なトレードの証
なのではないかと。
そう思います:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
【送料無料】ブラ...
|