その昔。
ワタクシ、エレファント・カシマシというバンドのライブで宮本浩次に
つばを吐きかけられて、大興奮していた、
変態でした。 ( ̄ー ̄)
ワタクシだけではなく、
その会場にいた大半の野郎どもは変態でした、多分。 ( ̄ー ̄;)
「みやもと~!俺にもつばかけてくれ~!」
こんな怒鳴り声が飛び交う音楽鑑賞会です。
わけわかりません。
みんな変態でした。 m(_ _ )m
みんな曲まともに聞いてません。
演奏して歌ってる連中もケンカ腰で歌になってません。
わけわかりません。
な~にが好きだったんでしょ?
ほんとにわけわかりません。
なんか疲れてエレカシのライブ行くの止めてしばらく経って。
「東京の空」
というアルバムが出ました。
何も考えず買いました。いちファンとして。
家帰って聴きました。
( ̄0 ̄;ノ
( ̄□ ̄;)
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
すっごいアルバム。
すごいすごいすごいー。
カンドーしました。
というよりびっくり仰天です。
絶品です。
名盤です。
捨て曲無しです。
だいたいワタクシも含めて当時のエレカシファンは、
宮本浩次の狂気の部分に惚れてる連中の集まりですから。
正直、まともな曲って期待してなかったというか。
いや失礼。
良い曲もあったんですよ。
ただ、好きになった最初の頃と、
変態に変態した?頃とでは、
バンドに対する、好きのイミが違っちゃってたというか。
・・・わけわかりませんね。
ワタクシは宮本氏という人は、
天才とキ○ガイの境目ぎりぎりのひとだと認識してたので、
天才の部分が、キチ○イの部分をコントロールして
ライブや楽曲につながっていると思っていたので、
「東京の空」のような、
美しく、完璧なアルバムを制作することを、
宮本浩次の感情(感性or○チガイの部分)が許すわけがないと、
ワタクシは考えておりました。
・・・いや。
「美しく、完璧」という表現は正しくないですね。
どう言ったらよいのか難しいのですが、
売れるモノを作りたいという宮本氏の気持ちと、
我が道を外れてたまるか、という気持ちの、
ギリギリのせめぎ合いの結果、
奇跡が起こった、と。
そんなふうに見えたのですねワタクシには:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
宮本氏に何があったのか?
まず思いついたのが、
レコード会社から最後通牒でも突きつけられたんかいな?
ということです。
ライブに足運んでて言うのもなんですけど、
ほんとにプロかいな?と思ってましたし。 (^~^)
それで。
このアルバムを聴いて、
感動している自分と、
あぁ、エレカシ、売れちゃうなぁ、
と寂しい気持ちの自分とがいました。
今でもはっきり覚えています。
ところが、どういうわけか、このアルバム発売後、
レコード会社にリストラされちゃいます。 (_ _。)
この作品で売れなきゃ、何が売れるんだ、
と悲しい気持ちの自分と、
これでエレカシは永遠に僕のエレカシのままだ、
という嬉しい気持ちとで、
とても微妙な心持ちでした。
別会社と契約して、
メジャーになったエレカシのその後は皆さんご存じだと思います。
良い曲を作る良いバンドだと思います。
けれど。
もうワタクシはライブには行かないと思います。
卒業、ですかね。 (〃∇〃)
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