こんにちは。



この数日間、まともに眠れていなかったです。


夜中になると、

「このくらいの時間に、あの人は外へ、、、最期は怖かっただろうな、痛かっただろうな」

「もっと夜中のトイレのタイミングがずれていれば、気づいて止めに行けたのでは、、、」

「夢に出てきた時点で、何かに気付ければ良かった」

「最期まで、あまり優しくできなかったな、、、こうなったのも私のせいかも」

「今まで普通に家に居た人が火葬で、小さな骨だけになる所なんて、見たくない」

「もう一生、あの人の姿を見れなくなるのか、、、」

などなど、色々考えてしまい。


亡くなった当日よりも、実感が湧いてきた翌日、翌々日がきつかったです。

家族の、「ファット婆は悪くないよ。全然悪くない。あの人、ファット婆の事大好きだったもの。当日夢に出てきたのも、ファット婆が気が弱い事を知っているから、ファット婆にだけ最後に挨拶しに来たのでは、、、」という言葉で、一気にうるっと来ました、、、




そして何もやる気出ず、暗い部屋で1人いる私に、

「確かに良くない亡くなり方だけれど、家族にこれ以上迷惑かけたくなく、生き生きと過ごしてほしくて自分で選んだ道なんだよ。一度やると決めた事は、絶対にやり遂げる人だからね、、、

いつまでも後悔していたら悲しむと思う。
寧ろ、気付かなくてありがとうと思っていると思うよ。今頃「成功した」って喜んでいると思う。
もし気付いて止めていれば、余計悲しんだと思う。

それに、私たちがいくら優しくしたとしても、鬱だけでなく歯が悪くて寝られず、食べられずで辛かっただろうし、結局結果は変わっていないと思う。早く楽になりたかったんだよ、、、
これでゆっくり寝られるし、天国では好物の寿司やケーキも食べられるし、やっと自由になれたのよ」と。
しかしそう言いながらも、家族はもっとずっと泣いていたし、眠れないし、何も喉を全く通らなくお腹も緩い、、、と言っていたので、私以上に辛いのでしょう。

 


そして、一昨日はお葬式で、最後のお別れでした、、、
棺へ入れるお手紙へ、今までの反省と生前言えなかった事を出来るだけ書きまくり、最後は頭を何度も撫でてあげました。

火葬後は、本当に小さくて脆く、バラバラな骨だけになってしまい、「ああ、本当に2度と姿を見られなくなってしまうのか、、、」と。


そして昨日と本日は、気の重さと数日間眠れなかったせいか、日中もずっと寝てしまっています。
遺品を沢山貰い、まだ仕舞きれていなくかなり散らかっていますが、片付ける体力がないもので、、、これから仕事も無いから、本当に生活が乱れそうで怖いです。





↓以下、貰った遺品です


着物の飾りと、お手玉の様なお人形。
人形部屋へ飾ろう、と貰いました。






アクセサリー類。
人形の髪飾りに使えそうと思い。






こちらはイアリングですが、結んだ髪の上から丁度良い感じで付けられました。







こちらは、遺影にも使われていたネックレスです。






こちらもイアリングで、バレッタの様に使えました。







こちらは、富士山頂の記念メダル。
一緒に行ったみんなが次々と高山病でダウンする中、1人だけゴールした様で、、、

鬱になる前は本当に仕事、趣味、旅行、、と活動的で、「総理大臣の次に忙しいのでは」と言われる程の、凄い人物でした。








メダルの裏には、名前と日付と時間まで入っていました。
買ったのではなく、その場で作られた、本当に貴重な品ですね、、、







こちらは、数珠。
私はこちらを譲り受け、お葬式へ出ました。






こちらは、故人の名前入りのボールペンと、亡くなる日までずっと被っていた帽子。

こちらの帽子=あの人、って感じなので、ドラちゃんへ被せてずっと大切にしていきたいです。ボールペンも、一生大切にしようと思います。






こちらは、人形のロングスカートでも作ろうかな、と貰っておきました。

服を切り裂くのは勿体無いですが、残った物は全て処分してしまうと言っていたし、それならそのまま処分よりは良いだろうということで、、、


あとその他にも、写真や自分が着る服、鞄など色々貰っておきました。





↓最後に、貰った物を飾ってみました














これからは、これらの遺品を故人だと思って、少しずつ日常へ戻れればな、、、と思います。









最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。