
給食を食べたのは小学生の頃6年間だけでしたが…基本、嫌いでした。
身も蓋もない話ですが、好き嫌いの多い子にとっては給食って拷問なんです。
毎日必ず嫌いなものと遭遇することになる時間、特に玉ねぎ、牛乳嫌いの私としては毎日がいかに先生に気づかれずに嫌いなものを排除するかという戦いの時間でした。
それでも、好きなメニューのひとつ二つはできるもんでして、私の場合は炊きこみご飯とクジラの竜田揚げ(年齢がばれるメニューだな)は嬉しい給食でした。
私の時代の給食は基本パンですからご飯メニューは貴重。
さらに、それが大嫌いなカレーじゃないとなると、もう奇跡に近い状態だったのです。
そんな炊きこみご飯の日は何故か飲み物も牛乳ではなく、コーヒー牛乳やオレンジジュース、もしくはヨーク(乳酸菌飲料)だったのも嬉しかった理由のひとつです。
月に一度かふた月に一度くらいだったと思います。
和風の炊きこみご飯、それが私にとっては嬉しかった給食です。