台湾の船会社です。


あ、今回は本の話だった。

双葉文庫
豊島ミホ

中学で目立たない存在の2人が、卒業の時、10年後の再会を約束する



正直…文章は好みじゃない…
というか、期待して買った分、ただの恋愛小説だった感が…


でも、人間の誰もが持つ感情が書かれていて、すごく共感できる。
誰かに認めてほしい
自分なんかいなくても良いんじゃないか
本当の自分ってなんなのか
自分には何も才能がない
どこか誰も自分のことを知らないところに行きたい

この世界で自分はひとりきりなんじゃないか


誰もが感じる不安と希望が描かれている。



でも、これらのことに関するこの小説の中の答えはイマイチ。
なんか深みを感じなかった。


まぁ、答えは自分で見つけるしかないんだけど。
自分だけじゃないと思える本であることは確かかな。私的オススメ!-090405_0037~01.jpg