貴女

硝子細工みたいに

綺麗で脆い貴女

そんな貴女が

少しずつ壊れていく

その原因が俺だなんて

受け入れがたい現実だけが

ふたりを不器用に繋いでいる




貴女は

人より少し脆くて少し小さな体で

脆いくせしていつも頑張ってる

見ていて不安になるくらい

頑張ってるんだ




貴女は

｢これくらい、普通でしょ？｣

なんて顔して

本当は無理してる

自分でも気付かないうちに

無自覚に無理してる

だけど

上手く護ってもあげられなくて

｢無理すんなよ。｣

なんて言葉も

貴女はさらりとかわして

また無理してる




こんな俺だけど

いつか貴女を

ちゃんと護れる男になるから

それまでずっと傍にいて

そして

それからもずっと傍にいて

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