山形探訪♪
しつこく紅葉を探し求めて流浪を続けているチベせんですが、新そばの季節なので、先日は美味しいおそばと美しい景色を堪能すべく山形まで遠征してきますた。
まずは腹ごしらえということで高速道路で山形へ向かいながら山形に勤務経験があるそば通の末弟に電話をしておススメを聞いてみると、
「中山町の『金澤蔵
』が美味い」
とのことだったので迷わずそこへGo♪
高速で向かったので約一時間で到着。
文字通り“里山にひっそり”たたずむお店の外観。
下調べなしで来てみたら、店の入り口に「11月の営業は土日祝のみとさせていただきます」と書かれた看板が掲げてあった。ふぅ、危ねぇ危ねぇ^^;
本物の蔵をそのまま改装した店内。重厚な蔵戸が迫力ありますねぇ。
そばは「田舎板そば」と「蔵そば」の二種類から選べます。こういう田舎にひっそりとあるそばの名店ってけっこうなお値段したりするのですが、金澤蔵さんの板そばはなんとたったの650円!!(写真は蔵そば700円)しかも野菜てんぷらまで衝撃の350円ぽっちだったので脊椎反射的にチョイス。そばも+200円で大盛りにしてもらいました^^
で、味の方はと言うと田舎板そばより細め、となっていたものの思っていたよりは太くてコシが強く、なにより新そばなのでそばの香りがハンパなく、ここのところ小洒落たおそばばかり食べていたのでなんか久々にがっつりそばを食った、という感じがしました。薬味の辛み大根もなめてかかると痛い目にあうくらいキッチリ辛かったし、漬物も美味しかったし(山形は漬物の外れがまずない)いやぁ~大満足っす。ご馳走さまでした♪
さて、この日はあいにくの空模様だったんだけど、県境の峠の紅葉がキレイだったので食後は山寺へ向かってみる。
ここらへんは勝手知ったる道なのでナビの嘘にもめげずに(笑)無事到着。
余裕で迂回路を作れるのになぜに意地でもここに通路を通したのか当時の現場監督を小一時間問い詰めたくなるポイント。
説明書きには「長い年月風雪にさらされて阿弥陀如来の姿になった」的なことが書かれていたが、自分には爆破後のバーミヤンの遺跡にしか見えなかった。
御堂を眼下に見ながら歩を進める。とりあえず「ここに住んだらコンビニ遠いなぁ」と勝手に心配してみた。
崖に張り付いているのは修行僧以外立ち入り禁止の胎内堂。が、罰当たりな自分はチビッ子の時、仙台からここまで仙山線に乗って遠征してきて、あそこでキャッキャいって遊んだ記憶がある(しかも真冬に・苦笑)。
写真では不鮮明なのが残念なんだけど、谷向かいの山々の山頂部が鮮やかに色づいていてとてもキレイだった。春夏秋冬いつ訪れても素晴らしい眺めですねぇ、山寺大好き♪
シメは山寺来たら絶対に外せない玉こんにゃく。この日、一番肝心な写真をピンボケさせてしまい激しく後悔(泣)。
山形の玉こんにゃくはスルメでダシを取るんだけどこれが美味しいのなんの。よく高速道路のSAとか催事場とかで「山形の玉こんにゃく」と銘打って玉こんにゃくを売っていたりするけど、満足なものに当たったためしがない。やっぱ玉こん食べるなら山形まで来なきゃダメだね。
そんな訳で急に思いたって来たワリには景色も食べ物も十分に満足できた山形探訪でした^^
ありがとう山形♪
また来るぜ。
(´-ω-)yー~~~