チベせん日記 -343ページ目

自然治癒能力を高めるには?

今日は自然治癒能力の近いお話。

8/2に上京した時のこと。 その晩の東京は熱帯夜でもう寝苦しいなんてもんじゃない。 暑くて暑くてほとんど寝られなかった…。
翌日、ンガッパに暑くて寝られんかったというと、

「D-laもそう。暑い暑いと言って自ら暑さを呼び込んでいる。確かに暑いのかもしれない。でもそれは暑い、と意識するからだろ。そう意識した瞬間、観念から逃れられなくなる。痛さもそう。痛い痛いと意識すればするほど痛くなる。リラックスして内側にスーッと受け入れる。やがてそういう観念は消える」

な、なるほど!修行が足らんのか!!
Σ(;゜Д゜) yヽ.

言われてみるとンガッパが暑そうにしていたり、寒そうにしていたりという姿を見たことがない。 炎天下の中、こっちがグダグダになって歩いている時も汗一つかいていない。

病気にも似たようなところがあると思う。
ワシは風邪をひかんのだが、それはひくのをやめたからである。
そう決めて以来20年近く風邪をひいたことがない。
もちろん何年かに一回くらいは(あれ!?風邪っぽいのか?)という時があるが、意識しないでいると翌日には何事もなかったように消えている。
この間、薬も飲まないし、民間療法的なことも一切しない。
大体それ自体が意識したことになってしまうし。

この辺の話がパラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギーの自叙伝』に書いてあったなぁと、手にとってパラパラめくってみる。あった、118ページ。
修業時代の若きスワミ・スリ・ユクテスワが、病気にかかって師を訪れた際に、ラヒリ・マサヤ師に言われた言葉。



「お前はまた自分で病気をつくり出したね。お前の病気が悪くなったり良くなったりするのは、みんなお前の心のせいだ。いいかね、お前の健康状態はお前の潜在意識の予期するとおりになるのだ。想念というものは、電気や引力と同様に一種の力なのだ。(以下略)」



実はワシが泊まる一週間前にあのゲシェー・パルデン・ギャツォ師がこの家にお泊りになっていた。 その時、聞いたんだそうな。なぜあの凄惨な拷問に耐えながら33年間も過酷な獄中生活を生き抜くことができたのかと。。
するとゲシェlaはこう仰ったんだそうな。

「もし痛いとか辛いとか憎いとかいう感情を持っていたとしたらきっと自分は死んでいただろう。全てを受け入れたんだ、これも前世の己の業だと思ってね。すると不思議と傷もすぐ治るんだよ」

ワシはこの話を聞いた時、人類最強なのは、ヒクソン・グレイシーでもエメリヤーエンコ・ヒョードルでもなく間違いなくパルデン・ギャツォ師だと確信した。。
余談だが、ワシはこの家に泊まる時、パルデン・ギャツォ師が使用していた霊験あらたかな“パルデン布団”で寝ている。
するとどうだろう、 ほ~ら不思議♪霊性が上がっていくよ♪フフフッ
(嘘です。ちゃんと修行しましょう)

健康のため、自然治癒能力を高めるために食生活を変えるのは実はそう難しいことではない。 果物が高い!といっても結局お金を出せば買えるわけだし。。
心をコントロールする力、これを会得するのは大変難しい。
こればかりは己を磨き、学び、瞑想し自分自身を高めていくしかない。

そうまさに修行あるのみである!!



さ~て、スプーン曲げの練習しよっと♪