チベせん日記 -15ページ目

【鎌先温泉】一條旅館の懐石料理

お盆に一日休みを取った以降、気がつけば昨日まで一日も休まず働いていたので久々にOFFって「鎌先温泉 湯主一條旅館 」に泊りに行ってきました。

一條旅館については今さら説明の必要もないと思うので端折るけど、数年前にリニューアルした際、湯治部の建物だった大正14年建造の木造四階建の旧館を個室料亭に改装し、そこのお料理がなかなか評判なのでかねてから一度行ってみたいと思っていたワケ。


チベせん日記
本館から『個室料亭匠庵』へ“時の橋”と呼ばれる連絡通路を渡る際、係りの方から「これから大正時代にタイムスリップいたします」と言われた通り、大正ロマンあふれるステキな佇まいの回廊。


チベせん日記
食事をいただく個室は宿のコンセプト“Old is Beautiful”が見事に表現されたモダンな和室。



チベせん日記
まずはシャンパンで乾杯♪


チベせん日記
先附はホタテとサーモンの海鮮タルタル♪

チベせん日記
こちらは前菜の数々。なんだかよくわからないけどいちいち美味かった(笑)。


チベせん日記
ヒラメのお造りと文甲イカの炙り。画像の苺ソースか給仕されたドレッシングでカルパッチョにするか或いは普通にお醤油で食べるかの三択がセルフチョイスできるのですが普通にワサビ醤油が一番美味かったです。軽く炙るひと手間でイカの旨味がグッと引き出されていて地味な下拵えに関心致します。自家菜園の有機野菜の数々も土臭くてとっても美味しいかった^^


チベせん日記
こちらは蓋物の萩豆腐。和と洋を緩急使い分けて出されてくるんだけどまったく違和感なく食べ進められてしかもいちいちじわじわ美味い。


チベせん日記
これはどうしても食べてみたかったのでオプションで追加したフォアグラ大根。恐らくとっても偏差値が高いであろう煮汁でよく煮込まれた大根とこってりとしたソースのコンビネーションがとっても素晴らしく、、


チベせん日記
ここで飲み物を赤ワインに切り替える。


チベせん日記
続いてやってきたのは尼鯛のポアレ(連れ注文)と、


チベせん日記
A5の仙台牛サーロイン。

食べログで「お肉の量が少なかった」的な書き込みがあったけど個人的にはこんなにパンチの利いた濃いぃ味のお肉は三切れくらいが丁度いいような気がする。それをヒマラヤ岩塩でいただくととってもボ~ノ♪


チベせん日記
続いて地元白石産宮城野ポーク霜降りの豆乳シャブシャブ。

美味しかったけど個人的には連れが頼んだ金目鯛のポン酢しゃぶしゃぶの方が美味しかった(写真失念)。


チベせん日記
んで〆めは秋なので栗ご飯と芋煮汁。

お腹いっぱいだったんだけどお米が美味しかったのでさらと食べられちゃいました^^

芋煮汁もキノコと牛蒡がいい仕事していて美味しかったぁ。


チベせん日記
デザートは柿のムースとラフランスのソルベ。甘すぎず上品な味がお口直しにいいですね。


チベせん日記
大満足のディナーの後はBarに場所を移してカクテルで乾杯。

料理が美味しいだけではなくこういう隠れ家的な、或いは大人の週末の御褒美的な場所も用意されているところが感心致します。

自分は日本的なもの、いわゆる和に癒しを感じる人間ながら旅館の部屋食の上げ膳据え膳や、ふとんの上げ下げでのサービスの一環なのは理解しつつもいちいちプラーベートな空間であるはずの居室に干渉されるのがかえって気を使ってしまい苦手だったんだけど、一條旅館は居室もモダンなベットの和室で食事も別館の個室なのでプライバシーを干渉されることもなくとてもリラックスすることができました。



チベせん日記
が、嬉しいことにここで話が終わらないのがノーマークだった朝食が実はと・つ・て・も美味しかったこと!!

「当館は昨夜の夕食頑張ったのでもうすっかり疲れ切ってしまって走れません…」的な旅館が多い中、朝食が美味しかったのは特筆に当たると思いますです。朝食は画像の料理の他、


チベせん日記
絶妙な塩加減の焼鮭と、


チベせん日記
白石温麺に、


チベせん日記
美味しい煮物と豆腐が付いたご飯食でした♪


チベせん日記
デザートは自家製ヨーグルト。甘すぎず美味しいのでコーヒーを飲む手は自然と小指が立ちます(笑)。


と言うワケで久々に美味しい料理を堪能しながらゆっくり休日を楽しんできました^^

またこんなご褒美に与れるよう仕事頑張ろっと♪