【康定】第二のalanを探せ!!
「alanはダルツェンドの中学に通っていたらしい」
ダルツェンド滞在時、海パン刑事の口から衝撃的なトリビアが飛び出した。
えっ?alanってたしかロンダク出身じゃなかったっけ!?
何故にダルツェンドの学校に!!??
と耳を疑ったが、海パン刑事の情報収集能力は高く、あながち眉唾な話でもなさそうなので、現地で聞いてみるとどうも本当の話らしく、なんでも当時ダルツェンドの町には誰もが知っている美人の女の子が二人いて、一人がalan、もう一人がなんと友人Sの現在の奥さんなんだとか。
え~おいおい本当かよSぅ~、と冷やかし半分でS家に立寄ってみたらalanとはタイプが違うものの本当に美人でビックリした^^;
S、疑ってスマン。
そんなワケで自分と海パン刑事は第二のalanを探すべくavexのスカウトになったつもりでalanの母校を訪ねることにした。
ついでに町の色々な写真とともにどうぞ♪
チベットは遠く離れた北京標準時な為、朝は暗い。
もっと西のラサなんかは早朝8時でも冬場は真っ暗だったりする。。
安覚寺川沿いの通りに出たところに残る古い建物。この真裏の通りに「麻哥面」がある。
足元は四方から温風が出て、テーブル中心では鍋が温められて一石二鳥♪が売りなのだが、実際はテーブル全部が狂暴に熱くなり肘すらつけなくなるので、テーブルの電熱スイッチは常にoff。中国製の痛いアイディアの典型。
Σ(;゜Д゜)yヽ.
さて母校の候補、康定県民族中学の門前。
写真は第二のalanを物色中の海パン刑事。
日本の学校だったら確実に変質者として通報される(笑)
で、後日ウィキってみたところ、alanは原籍は父親の出身地であるロンダクなものの、生れはカンゼ・チベット族自治州(のどこかは不明)となっており、正確には中学ではなく10歳まで康定回民小学校に通っていたとなっているので、幼少期ダルツェンドで育ったのは間違いないみたい。
とまぁけっきょく第二のalanは探せなかったが、帰りに携帯電話屋に寄り、テンパ・ツェリンとタシ・ツェリンという偽名で仲良く携帯電話をGetして帰った(笑)。
余談ながらダルツェンドの知人の店のバイトの子にalanの従姉弟という男の子がいて、言われてみれば確かに顔はそっくりだった。
【康定余話おわり】