東日本大震災アジャ・リンポチェ仙台追悼供養のお知らせ
モンゴル人チベット仏教高僧、アジャ・リンポチェ師を 仙台に迎えた東日本大震災犠牲者追悼供養が営まれます。 宮城県はじめ東北地方に多く暮らすモンゴル人にとって 待ち望まれ、大きな力となり、モンゴル、アメリカと 距離は遠く離れながらも心はつながっていることを感じる ひとときへ、皆さまのご参加をお待ちしております。【以下転送歓迎】
【東日本大震災犠牲者慰霊のための観音開眼供養】
日時:2011年6月4日(土)午後2時
場所:松音寺(仙台市若林区新寺4丁目6-28)
※どなたでもご自由にご参加ください (モンゴル語・チベット語/日本語通訳あり)
※車でのご来場はご遠慮ください。
主催:チベせん(チベットサポート仙台)、TCCW JAPAN
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□アジャ・リンポチェ師
アジャ・ロプサン・トゥプテン・ジグメ・ギャツォ=モンゴル人のチベット仏教高僧。米国在住。
「リンポチェ」はチベット仏教のトゥルク(いわゆる転生活仏)への敬称で、チベット語で「宝玉」を意味する。
チベット仏教ゲルク派6大寺院の一つクムブム僧院(中国名塔爾[タール]寺、青海省湟中県)僧院長。米「チベット・モンゴル仏教文化センター」代表。
1950年、チベット北部アムド地方(現中国青海省)のモンゴル遊牧民の家に生まれ、2歳でアジャ・リンポチェの転生者と認められてクンブム僧院で修行。「新中国」成立、文化大革命などを経験しながら、仏教の再興に努めただけでなく、地域の災害対策、伝統医学の継承、初等教育の充実などにも力を尽くし、モンゴル人、チベット人問わず広く信仰をあつめる。1998年米国に移る。
□慰霊供養について
宮城県をはじめとする東北地域には留学生、卒業生ら多くのモンゴル人が住んでいます。日本式の教育を取り入れた「新モンゴル高校」(モンゴル国ウランバートル)設立者のジャンチブ・ガルバドラッハ理事長が東北大学、山形大学で学んだ縁で10年以上支援と交流が続くなど、長い縁もあります。
2008年11月に開催されたアジャ・リンポチェ師仙台仏教法話会には100人以上のモンゴル人が集まりました。
日本の大きな被害を知った師は、アメリカで慰霊法要を営むなど遠くから心を寄せていました。3月下旬にモンゴルから駆けつけ2週間の被災地支援をしたガルバドラッハ理事長が、その後アメリカのアジャ・リンポチェ師のもとを訪れた際に現状を報告されたことなどで、このたび、師のモンゴル訪問のトランジットを利用した来県が実現しました。
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