カトマンズ帰省
旅行記をつけ始めてから(いったいいつになったらネパールへたどり着くのだろう…)と思っていたがようやく今日からネパールに突入です^^;
まずはトリブバン空港到着後、お約束のように全力疾走で入国審査をパスり、魑魅魍魎という言葉がとっても良く似合う客引きどもを片っぱしから蹴散らかしてリングロードでタクシーを拾いタメルへ向かう。
本当はカトマンズ郊外に住まいがあるのだが、ガソリン代高騰につきタクシー代が絶賛爆上中なので往復のタクシー代よりも市内中心部の中級ホテルの宿泊費を値切ったほうが安いので、忙しい時や家人が車を使用していて使えない時は用事が終わるまでなにかと便利なタメルに宿泊していたりする。だいたいそれじゃなくても日中は(もう一生動かないかもしれない…)と思うくらいアホみたいに渋滞するしさ。。
ここ最近常宿にしているのは『Hotel Tradition
』。場所的にはKathmanduG.H.の裏手辺り。
部屋はこんなカンジ。本当は一泊$30なんだけどかなりディスカウントしてくれるので安宿からグレードアップをお考えの方はヒンシュクを買わない程度に値段交渉してみましょう♪
ちなみに特筆すべき点は「殺す気か!!(泣)」と言うほどシャワーがベリーホットなところ(←ここ重要)。
日本出発前に頼んでおいたポカラ&ジョムソン行きのチケットを友人ジバンから受け取る約束をしていたのだが、約束の時間の17:30までまだ時間があるのでタメルをぶらぶらしていると、日本人の女性にとある旅行代理店までの行き方を尋ねられる。なんでも二日後の12/31にポカラへ行きたいのでそのチケットを買いに行くところだったらしい。そこで、「自分も明後日のポカラ行きのチケットをこれから受け取りに行くのですが、どこで買っても値段は変わらないのでもしよろしければご一緒しましょうか?」ということで合流することに。
彼女の名前はS美さん。岐阜にお住まいのOLさんでネパールは今回が初ながらチベット本土へは二度行かれたことがあるとの事。おーそうですかそうですかとチベット話で盛り上がっていたところ、
S美さん:「知り合いにも一年の大半をチベット本土で過ごしている人がいまして」
え、ちょっと待ってなんか激しく心当たりがある気がするんですけれども…
S美さん:「日本にいるときは富士山の山小屋で働いているんですよ。あ、これが今年富士山で撮った写真です」
と言って見せられたデジカメに写っていたのは、、
ふ、相変わらず狭いぜ、チベット交流人脈。。
というワケで海パン刑事のお友達と知り、イーチアザーに親近感を覚え、その後は時間通りにジバンと合流し二人とも無事二日後のポカラ行きのチケットをゲット。これで本日の仕事終了、さぁ飲むぞ!!
ジバンに「久々のネパールだし、最近おススメのネパールレストランってどこ?」と聞くと、
ジバン:「いまオススメなのは『UTsav』かな。行くなら電話入れておいてやるよ、オレが連絡すればダルバートを1800Rsから800Rsまでディスカウントしてくれるから」
ダ、ダルバート1800Rs(((;゜Д゜)))ガクガクブルブル…
ま、まぁ絶賛インフレ中の今のカトマンズじゃバンチャガールも同じようなもんだしボジャン・グリハはもっと高いもんな。。
というワケでやってきました『UTsav』。場所はタメルのタクシースタンドから王宮方面へ歩き、ダルバールマルクを通り過ぎてもはや旧門あたりの右側(左側は旧王宮なので当り前か・笑)です。詳細は聞かなかったけどまぁ場所&建物から察するにおそらく元はラナ家の宮殿だったのではないかと。
『UTsav』の店内の様子。ぱっと見、中世ヨーロッパの社交界風味の作りになっている。雰囲気は良く、外国人の団体観光客が多い。サンミゲルが無いというので取り合えずエベレストビールで乾杯~!!
んでまずはモモとアル・コ・アチャール(じゃがいもの即席漬?!)を注文。う~んとっても洗練されたお上品なお味です^^
そういえば最新の「毎日かぁさん」でサイバラが家族旅行で子供たちをネパールへ連れていったらお兄ちゃんがモモにハマって滞在中、ひたすら食い倒していた話がでてきたな(笑)。
続いてウォ(バラ)を注文。これは伝統的なネワール料理で、まぁネパール風お好み焼きだと思ってもらえればいいです。形は平たく伸ばすものの他、お焼きみたいな円柱形のものもあります。また似たような料理でチャタマリというものもあり、こちらはよく「ネパリピッツァ」なんて呼ばれます。
もう一品くらいつまみが欲しかったのでチキンシェクワを注文。これまた丁寧に下処理がしてあってボーンレスでストレスを感じさせない美味しさです。
と、これらの料理にビールを三本飲んで合計3000Rsちょっとのところをジバン割(笑)で2000Rsきっかりにディスカウントしてもらいました。ありがとう!が、正直に感想を言わせてもらうと味の方は「高くて美味しい」味で心に響くものは特になかった。ネパールって安くて美味しいものがあふれている国なので普通に美味しいくらいではなかなか感動しないんだよんね。。
それからカルチャープログラムが誰も聞いていないからモチベーションが上がらないんだろうけれどもあまりにもやる気がなくてグズグズだった。
ま、お店の場所と雰囲気は良いのでデートや接待には向いているのではないでしょうか。
そんなカンジでカトマンズ初日の夜はちょっぴりステキなネパールレストランでマッタリと過ぎて行きました^^