定義山~食い倒れ編 | チベせん日記

定義山~食い倒れ編

(つづき)

んで定義山へやってきました。まずはリクエストの新そばを食べに手打蕎麦『十里』さんへ。


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ここは東北の観光地のありがちな田舎そばではなく、上品な細切りの二八そばが食べられるお店。出来たばかりの頃からちょくちょく寄らせてもらってますがその度に味が向上しており、店主の精進ぶりがうかがえて感心します。そしておそばもさることながらここはそばつゆがとても香り高く、美味しいので、東京からのお客さんも安心してお連れできるお店だったりします^^


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満席だったものの待ち時間なく座れたので今日はラッキー♪


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せっかく新そばの季節なので純粋にそばを楽しもうと直球のもりそば(750円)を注文。

くぅ~喉越しが最高だぜ!!

写真を見ると分かる通り十里にはカウンター席に囲炉裏があり、おそば以外にも各種田楽を焼いてくれるのでお腹に余裕のある方はつまんでみるのもいいかもです。


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食後は食い倒れ第二弾へ行く前に軽く参拝&周辺散策などをしてみる。


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平家落人伝説の一つ、平貞能公廟。

由来はコチラ↓↓↓

http://www.johgi.or.jp/engi/index.html



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ノスタルジックを通り越してここは中国なのかと錯覚してしまう帽子の陳列風景。


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108個の煩悩全てを駆使しても欲しくないアンパンマンに胸が張り裂けそうになる。


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パクリ風味満載のゴムボール。結論から言うとこれはちょっとだけ欲しい(苦笑)。


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『十里』さんが出来る前はここの二階でよくそばを食ったなぁ。


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“ホクト”と書かれているのはワンちゃの名前なのか?!


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それではお待ちかね食い倒れ第二弾。

定義山で外せないのは『清水館』の味噌焼きおにぎりと『定義とうふ店 』の三角油揚げ。

まずは清水館の元祖やきめし(味噌味・220円)。ふっくら握ったおにぎりにやや甘めの仙台味噌が良く合います。が、、、


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どうした清水館…なにを迷走している。。


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お次は定義とうふ店へ。

お~賑わってますねぇ♪


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休日は常時20~30人くらいは並んでますが、なにせジャンジャン揚げているので回転率はチョッ早です。


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これが仙台人のソウルフードの一つである定義の三角油揚げ(120円)。揚げたてに濃口しょう油と七味唐辛子をぶっかけていただきます。

(゜Д゜)ウメェ!!


ちなみにM女史は誰もが何の疑いも無くしょう油と七味をぶっかけて道端に座って食べている姿に「東京では考えられん・・」とカルチャーショックを受けておられたが、ガキの頃から当たり前の光景だったので言われたこっちも逆カルチャーショックだった。。


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露天の漬物屋さんで売っていたいなごの佃煮。県外の知人に一番引かれるのがコレ。けっこう美味いんだけどなぁ(´Д`)


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さて定義山をあとにした我々が次に向かったのは道中見かけた「イノシシ汁」のお店。(というか掘っ立て小屋)。

イノシシ汁もさることながら「限定30杯。原料代として100円戴きます」とか「おにぎり20ヶ無料」とかその自虐的なくらいの商売っ気の無さにハートを激しく鷲掴みされたため。


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100円を払いイノシシ汁をよそってもらうと軽井沢のちょっとしたカフェのようなロケーションで戴けます(苦笑)。


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具の猪肉は少なかったもののダシはよく出ており、臭み消しのニンニクと甘い仙台味噌が程よく合い、それがよくしみたダイコンや油揚げなどその他の具がまた美味しい。へー以外。

ところでこの猪肉はおっちゃんが仕留めたイノシシの肉なのだろうか?だとしたらこの辺でイノシシがとれるのだろうか?と、その辺りの疑問を帰り際聞いてみた。


自分:「この猪肉はおっちゃんが仕留めたヤツのなの?」


おっちゃん:「んだよ。鉄砲でねぐ、罠さかかったヤツだけんともな(゜Д゜)」


自分:「へーこの辺でイノシシとれるんだ」


おっちゃん:「いや、この辺でねぐ県南(←恐らく丸森町)でかがったヤツな。この辺は熊しかいねぇ(゜Д゜)」


自分:「熊か(苦笑)」


おっちゃん:「熊はけっこういるよ。そこの崖登っていったのも見かけたことあるし、この下の沢など栗林があっから危なくて近づけねぇ。熊の爪ってこんくらい(と、指で4cmくらいのジェスチャーをする)あっかんな。あれで顔に一撃くらったら顔削ぎ落ちんな(゜Д゜)」


(((;゜Д゜)))…ガクガクブルブル


と、まぁ定義山食い倒れのシメは味も話も野趣味タップリのシメとなりました^^;


次回は寒くなる前に(そしておっちゃんがまだイノシシ汁やっているうちに)清水館のやきめし(220円)を買い、定義とうふ店の三角油揚げ(120円)を買い、んでここに持ち込んでイノシシ汁(100円)で総額440円の『定義山定食』をやってみたいと密かに企んでいる。