痛風セレナーデ | チベせん日記

痛風セレナーデ

土曜の夕方、事務所のデスクで雑用をしていたら、右足の甲がしくしくと痛みだし、(あれ?!なんだろう、気のせいかな…)と思っていたところ見る見る赤くはれ上がって熱を持ち、終いにはあまりの激痛に床に足を着くこともできなくなった。。

初めは骨折かと思ったが、ぶつけたとか転んだと言ったような覚えはなく、疲労骨折も疑ったが、なにせ座った状態でだんだん痛くなっていったのを考えるとその可能性も低い。

そうなると考えられるのは痛風?!しかないのだが、あれって親指の付け根が痛むと聞いていたし、だいたい発作は代謝の落ちる夜中や朝方に起きると聞いていたのでそれも違いそうだ。

そんなことよりもまず困ったことは何とか帰宅しないといけないと言うこと。

もはや右足は地面につけることさえできないくらいの激痛なので、アクセルなど踏めるはずもない。

で、結局エマニュエル夫人みたいなポーズになりながら左足でアクセル&ブレーキを操作して何とか帰宅した。

そんな自分の姿ににチョッピリ萌えた。

(#´Д`)ハァハァ…


帰宅後PCで色々調べてみたら、痛風ってなにも親指の付け根だけではなく、足の甲にも発作が出ることがわかり、どうやら痛風発作の可能性が強くなってきた。

が、往生際の悪い自分はそんなことを簡単に認められるワケも無く、とりあえずアイスノンで冷やしながらビールで晩酌し(←プリン体ヤバい)、この日は就寝。


翌朝。夜中に痛くて何度か目が覚めたものの、昨日よりはいくらかまともになっており、未だ床に足を着くと痛いが、少なくても何もしない状態での痛さはだいぶ収まった。

心配した方々からは「休日診療している病院に診察にいったら?」と言われたが、そういうところは本当に急を要する患者が行くところであって軽々に行くべきではないという持論を持っているので、どうせまだ運転できないし、この日も一日患部を冷やしながら我慢することにした。


その間、まだ骨折の可能性も否定できないので、明日行く病院を1/2の確率で整形外科に行こうかそれとも痛風の専門医の病院に行こうかとネットでサクサク探していたところ、自宅から車で10分のところにリューマチや痛風治療を行っている整形外科を発見したのでどちらにころんでも大丈夫そうだしここの病院へ行ってみることにする。


んで昨日、さっそく痛い足でなんとか運転して(かかとでアクセルを触れるようになった)病院を訪れると、診察開始時間直後だというのに待合室はドロドロの老人の海。。。

後で知ったのだがここの病院にはリハビリテーション科があり、皆さんそこの患者さんのようなのだが、医療費控除の大きいお年寄りの方々がこれだけ押しかけているのを見ると、年々己の健康保険料が絶賛爆上中なのがなんだか分かったような気がした。。

しかも混んでいるうえに初診なので一回で終わらず、


受付→待合室→診察室→待合室→レントゲン→待合室→診察室→待合室→電気治療→待合室って、、


足痛いのにどんだけ歩かせるんじゃい!!(泣)



ただ、受付の女の子がもうクソ可愛かったので、『傷だらけの天使』の亨になったつもりで(ボロボロのオレを見て…)と心の中で唱えながら通り過ぎるのが痛みを紛らわす唯一のホビーだった。


で、肝心の血液結果の方はというと、


先生:「尿酸値7.9か。おめでとう、立派な痛風です♪」


自分:「マジですか!?いやぁ~ありがとうございます(笑)」


と、なぜかがっちり握手(笑)。

ハイ、結論から行くと痛風でした。


で、その後、病院を出た自分が真っ先に向かった先はアウトドアショップ。

いや、まだ杖がないと歩くの辛いんだけど、普通の杖使うのも爺臭いし、だったら前々から買おうかどうか迷っていた山用のトレッキングポールを買って杖代わりにした方がカッコ良くね?!

と考えたワケだ。どははは。


チベせん日記
衝動買いしてしまったLEKIのステッキ。


が、コレ使ってみるとやっぱ杖にはむかず、しかも今日はややビッコ引きながらだがほぼ普通に歩けるところまで回復したので、奮発して購入したLEKIのステッキは一度も使われぬまま役目を終えた。。(←つーか使用方法間違ってっから)


まぁいい。というのも驚いたことに実は最近、ほぼ同一タイミングでお二方から、


「年末ムクティナートに行かない(゜Д゜)?」


とのお誘いを受け、また別の知人からはそのまた先の、


「ムスタンへ行こうと思っております」


というメールを頂いた。

なんだろう、もしかしたらこれは聖地ムクティナートがオレを読んでいるのかもしれない、と勝手に決め込み、衝動買いしたステッキはその時に活躍してもらおう。


閑話休題。


そんなワケで痛風ですた。・゚・(ノД`)・゚・。


なってしまった以上は仕方がないのでこれから末永く付き合っていきたいと思います。