【夏バテ解消レシピ】ディディ(姉さん)のダールカレー | チベせん日記

【夏バテ解消レシピ】ディディ(姉さん)のダールカレー

昨日の日記を読んだあるベジタリアンの方から、


「ベジ用の夏バテ解消レシピはないの?」


との問い合わせを頂いたので、今日はネパールのニシャ姉さん(以下ニシャディディ)から教わったチベせん大好物のダールカレーのレシピを公開^^


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まず材料は玉ねぎ、じゃがいも、トマト、豆をそれぞれ同量、それにニンニクとショウガを一カケずつ用意する。

豆はお好きな豆をチョイスしてもらえればいいのだが、この時は水で半日もどすのがめんどくさかったので、缶詰のレッドビーンズを使用。


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まずはそれぞれの材料を2cm角に切る。ニンニクとショウガはみじん切り。

で、ここからは手があかないのでニシャディディに代わってもらいます(笑)。


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初めにタマネギをアメ色になるまで炒め、


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続いてじゃがいもを投入してよくかきまぜ、


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油が回ったところでコリャンダーとターメリックを小さじ1杯ずつ入れる。


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続いてトマトを投入し、


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最後によく混ぜ合わせてからニンニク、ショウガを入れて、塩で下味を調える。

画像で最初から豆が入っているのは水で戻した生のやや硬いものだったからで、缶詰の豆を使用する場合は最後で良い。


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全てに火が通ったところにお湯を注ぎコトコトと煮る。

ネパールの場合、煮物はなんでも圧力釜でブワァーっとやっちゃう場合が多く、食事時になると町のそこかしこからシュッシュッシュー!!という音が聞こえてくるのだが、この圧力釜、騒々しいワリにはポテンシャルは低い(苦笑)。


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さて圧力釜だと10分くらいでこのようなグレービーな状態になる。普通に煮込めば30分くらい。


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最後にガラムマサラと、


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(ハイ、ここからまたオレ・笑)カイエンペッパーもしくはチリパウダーでお好みの辛さにし、味を確かめながら足りないものを微調整して加えてダールカレーの完成。


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続いてチャパティ(ロティ)。

本当はアタ(全粒粉)で作るんだけど、んなものは自宅に常備していないので小麦粉で代用。


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まず適当な量の小麦粉に軽く塩を混ぜ、これをいわゆる「耳たぶと同じくらい」の硬さになるまで練り合わせる。


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まとまるとこんな感じ。


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これを小ぶりのみかんくらいの大きさに細胞分裂させて、


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一枚ずつのばしていく。

前にも書いたけど 自分はなぜか初めてやった時から粉物を扱うのが得意で、気が向くと時々日本でもこうしてチャパティを焼いたりしている。


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で、いきなり完成(笑)。

だって焼いている最中写真なんて撮れないんだもん。

でもこのダールカレー、肉を使わず、油もほとんど使用していないながら以外とコクがあり、本当に美味しくって食が進むこと請け合いです。

ごはんにかけて食べても美味しいよ♪


余談ながらニシャディディの故郷は東ネパールのBhadrapur というインドとの国境に近い平野の田舎町で、ここいら辺一帯は亜熱帯性気候に属するので夏は連日40℃近くまで気温が上がるのだが、つまりそういう意味ではリアルに猛暑を乗り切る食べ物と言っても過言ではないかもしれない。


さぁさぁベジタリアンの皆さま、或いはそうでない皆さまもこのヘルシー&スパイシーなダールカレーで暑気払いしてみませんか^^